投資家の目線

投資家の目線626(クライスラーの日本撤退)

 欧米自動車メーカー「クライスラー」のブランドが18年にも日本市場から撤退するようだ。日本での販売は「ジープ」ブランドに集中するという(『「クライスラー」日本販売撤退、来年にも。』2017/6/19 日本経済新聞 朝刊)。フォードに続いて米国大手自動車メーカーの日本市場撤退である。テスラが名古屋等に販売店を展開し始めているが、同社は販売台数が少ない。

 一方、6月20日の日本経済新聞朝刊で「日本車、米でシェア4割、今年度販売、最高の680万台、輸出増、SUVがけん引。」と報じられた。米国メーカーが日本市場を撤退する中、よそ者の日本メーカーが目立ちすぎれば日米自動車摩擦は深刻なものになるだろう。輸出の自主規制か、米国内での生産、部品調達比率の引き上げが求められ、日本の雇用にはマイナス要因になると思う。

 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「自動車」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事