投資家の目線

投資家の目線160(様々なETF)

 先週、東京証券取引所に金ETFが上場した。今後、東証にはブラジルの株式指数ETFが、大証にはロシアと南アフリカの株式指数のETFが上場する予定だ。
 低コストで海外株式市場への投資と同等の投資ができれば大歓迎だ。しかし、せっかく海外株式ETFが日本市場に上場されても流動性があまりにも低いと、実際には投資しづらい。東京上場のKOSPI200ETFも流動性がもっとあれば魅力が増すのではないか。JASDAQは今年マーケットメイク制をやめ、その代わりにリクイディティ・プロバイダー制度を取り入れた。これがうまくいけば流動性向上のために他の取引所でも取り入れたりはできないものか。
 クローズドエンドファンド・パズル(クローズドエンド型のファンドで、当初は純資産価値に対してプレミアム付きの価格で取引されるが、一定期間後にはディスカウントされた価格で取引されるようになるなどの現象)も気になる問題で、それにも注意が必要だろう。
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・安倍前総理が北制裁解除めぐって「(山崎氏は)百害あって利権あり」と発言したと伝えられた。しかし、中央公論2008年2月号の座談会「もはや北朝鮮と交渉すべき時だ」における、中川昭一衆議院議員の発言として『私の政治家としての最終的な目標は「北朝鮮復興支援議員連盟」の会長になること』とあった。安倍氏の発言は賢明とは言えないと思う。
・今月になって、またガソリン価格が上がった。石油元売会社も証券取引所の重複上場の廃止など、無駄なコストを削減する努力もして欲しいものだ。
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