巨人戦の開幕戦の視聴率は13.1%(ゴールデンタイム、TBS放映、関東地区)と開幕戦ナイトゲームの過去最低を更新した。翌週の中日戦は11.1%、11.7%、12.6%(プロ野球の視聴率を語るblog)と2桁は保っているものの去年の同時期より低く、巨人戦の放映が多い日本テレビの株主にとっては特に頭の痛い問題であろう。
NHKでも巨人戦試合が放映するようであるが、視聴率の取れない巨人戦中継にNHKはどれだけの放映権料を支払っているのであろうか?週刊文春2006年12月21日号『巨人戦、視聴率9%でもNHKは「1億円」で買うのか』では、「“不払いには法的督促!”などという前にやるべきことが、NHKにはあるのではないか。」と締めくくっているが、もし高い放映権料を支払っているのであれば、この件に関しては全くその通りだと思う。ニュースはほとんどBloombergで見ており、NHKの必要性は薄れている。それほどNHKのサービスを受けているわけではないのに、安くない受信料を支払っているのだから、受信料の無駄遣いをされては困る。その上、夜10時のプレミアム10に松坂ハイライトがあるのは分かるが、朝のニュースの時間にその番組宣伝になるような長々とした報道がされれば、財務相から公共放送にふさわしくないと苦言を呈されても仕方がない。受信料の有意義な使い方をしているのか否かをどうやってチェックすればよいのだろう。
2007/2/17の日本経済新聞夕刊では、地上デジタル放送の外部受信機を政府・与党が低所得者向けに無料配布を検討している旨報道されている。情報格差の問題が理由とされているようだが、テレビ業界に対する政府からの支援に過ぎないように思う。政府がそんなに特定業種に肩入れしていいのだろうか?
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秋葉原では3月いっぱいでロケットはアマチュア無線本店のみになり、サトームセン本店はゲームセンター等に用途変更される模様だ。ラオックス本店も減損処理の対象となった。ビックカメラとエディオンは業務提携のみで事業統合計画は中止となったようだが、それは吉と出るか凶と出るか。
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