投資家の目線

投資家の目線96(ペンタックスのこと)

 先週初め、ペンタックス株価は大いにゆれた。まず4月6日の日本経済新聞夕刊に、HOYAによるペンタックスTOBの記事が掲載され、その後、ペンタックス内部のゴタゴタが新聞報道されたためだ。4月11日の日経金融新聞では、4月4日の同社取締役会で前社長の解職動議が出されたが、手続きの瑕疵により可決されたと思われた決議が無効となったと報道された。その後の経緯について署名記事では「上場企業にあるまじき異常事態」と、批判を通り越して貶されている感がある。
 既に公表された合併を断念するというような重要事項は、速やかに公表されるのが望ましい。にもかかわらず、新聞報道に対する会社側の対応は上手くなかったように思う。今回の株価高騰で、売却した株主も多いかもしれないが、株主総会では取締役の選任についてよく考えたほうが良いように思う。
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 4月6日、NHK総合のプレミアム10「熱投松坂大輔」の視聴率(関東地区)は8.1%であった。財務相に苦言を呈されながらも朝のニュースで取り上げた結果がこの視聴率では、本当に大リーグ中継にニーズがあるのか疑問を持つ。
 
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