投資家の目線

投資家の目線520(横須賀探訪)

 横須賀に行き、汐入駅近くのCoCo壱番屋横須賀本町三丁目店でカレーを食べた。この店は2014年に同市の「ドル旅キャンペーン」に参加していた。米軍の横須賀基地の近くなので外国人客も多く、メニューも英、中、西等の言語で書かれていた。同社はミラノ万博にも出店している。


 また、同店のレジのところに1$=100円のステッカーがあった。今年横須賀市はまだ「ドル旅キャンペーン」を開始していない。「ドル旅キャンペーン」HPには「レートは各店舗によってことなります」、「HPに記載されているドル価格はレートにより変動します。その他、各店舗によってドル使用に関するルールがある場合がございます」とあるが、全体としては同市のドル旅キャンペーンは1$=100円を前提にしているのかもしれない。さらに同キャンペーンで使えるのはドル紙幣だけである。昨年の5、6月は1$=101円ぐらいだったが、現在では1$=125円台まで円安が進行しているので、旅行客は1$=100円を前提としたドル札での支払いに魅力を感じないだろう。最近の円安がこんなところにまで影響を及ぼしているのかと感じる出来事だった。

ドル旅キャンペーン2014のHP



 その後、子之神社、坂本公園、不入斗公園など「たまゆら」関連の場所を散策した。

-----------------------------------------------

・先週の円安を要因とする悪影響・値上げ発表等記事
「内閣府が8日発表した5月の景気ウオッチャー調査によると、近畿2府4県の街角の景況感を示す現状判断指数は、前月より1・8ポイント低い53・1と、6カ月ぶりに悪化した。景気の回復基調が続いていたが、円安が一段と進行、関西電力が電気料金の引き上げを発表したことなどから、生産コストの上昇や消費マインドの冷え込みなどへの影響」(2015/06/09 日本経済新聞 地方経済面 近畿)

県内景況感7.3ポイント悪化、内需低迷や円安など影響、4~6月。(2015/06/12 日本経済新聞 地方経済面 静岡)

「パルプ・紙や金属製品などで円安基調の進展に伴って原材料価格が上昇したことなどが響きマイナスに転じた」(4県景況感改善、消費復調、非製造業上向く、4~6月財務局。 2015/06/12 日本経済新聞 地方経済面 四国)

九州北部・沖縄で悪化、4~6月景況感円安・原料高続く、財務局など。(2015/06/12 日本経済新聞 地方経済面 九州)

「円安で仕入れ価格の上昇などにより景況感が悪化」(県内の景況感 3期連続下降超 4~6月。 2015/06/13 日本経済新聞 地方経済面 長野)

福山商工会議所は『「製造業では、円安が長引く事を不安視する声が多く、非製造業も人材不足の問題を抱えている」と分析』(2015/06/13 日本経済新聞 地方経済面 中国)

「円安・ドル高も重なり、国内価格を押し上げる要因」(食用油の国際価格上昇、パーム油、4月末比10%、マーガリン価格に影響。 2015/06/13 日本経済新聞 朝刊)

『「円安関連の倒産はここにきて、再び増加基調が強まりつつある」とTDBは分析』(円安倒産、5月は37件、帝国データ調べ。 2015/06/14 日経MJ)

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「旅行」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事