投資家の目線

投資家の目線198(ニューディールの上場廃止)

 東証マザーズ上場のニューディールが上場廃止になった。同社はマザーズ上場第1号だったリキッド・オーディオ・ジャパンが名称変更したものである。3月27日の日本経済新聞朝刊では、マザーズの現状について「成長性を失い事業内容の変更を何度も繰り返す会社が相変わらず上場を維持している。市場の信頼性の喪失につながっている」と東証の斉藤惇社長は語ったという。しかし、日本でも繊維業界などを中心に、業態が変わってしまった老舗企業も多い。ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイも元々は繊維関係の企業で、現在の姿とは似ても似つかない。
 新興企業の業態はまだ海のものか山のものか見極めのつかないものが多い。マザーズはそのようなリスクの高い企業のための市場だったはずだ。業態を変えても生き残ろうとする行為がそれほど悪いことなのだろうか?
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・先週のTOKYO HEADLINEの木村太郎氏のコラムは、「鳩山氏には鳩山会館の文化財指定を実現してほしい」だった。鳩山邦夫大臣の祖父が建てた鳩山記念館も有名な建築家の代表作だそうだが、皮肉を言っているようにも聞こえる。
・日本経済新聞社が応募締め切り後に業務部門の採用を中止した。他社の雇用問題について扱いにくくなるのではないかと危惧される。
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