投資家の目線

投資家の目線177(電器業界の話題)

 11月1日、パナソニックが三洋電機の買収交渉に乗り出すと報道された。パナソニックはビクターを手放したばかりだが、うまく活用できるのだろうか?
 その前の10月30日、秋葉原を中心にPC関連販売を主力とする九十九電機が民事再生法の適用を申請した。本日3日で、JR秋葉原駅前の石丸電気のパソコン館が閉店する。ブロッコリーの今中間期の業績低迷の一因として秋葉原の事件があげられていたが、その影響もあったのではなかろうか。さらに円高は外国人観光客相手のDUTY FREEには逆風のはずだ。
 開示情報によれば、ラオックスは長野県に展開する子会社ラオックスヒナタを12月初旬に5店全店を閉店する模様だ。大型の競合店の進出で赤字が続いていたという。
 埼玉県春日部市ではヤマダ電機の大型店舗建設も進んでいるようだ。同市にはコジマやラオックスもあるが、同市の家電販売店の勢力図はどうなるのだろう。
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・ナビスコカップは大分が優勝した。いろいろなチームがタイトルを取ることはよいことだ。
・あきばおー1号店のあったビルが、12月から解体される予定になっている。ラオックスの旧ザ・コンピューター館のあった一角で営業しているのは、ダイナミックオーディオ秋葉原トレードセンターとソフマップ中古パソコン1号店だけだ。これだけ店舗が減ると人通りも少なくなり、売上にも影響が出てくるのではないだろうか?
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