先週、また高速バスの衝突事故が発生した。まだ原因はわからないが、ドライバーは昨年10月の睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査で「要経過観察」だったと報じられている。ただし、いくら運転前にチェックしても、病気などで運転中にドライバーが倒れる可能性を排除することはできない。鉄道にはATSやATCなどの安全システムが整備されている。最近、車の自動運転システムが盛んに報道されているが、高速バスに自動停止装置のような自動運転システムを導入できないだろうか。次の記事によれば、高度自動運転は5年から7年以内に実現可能とされている。
TRWレイク上席副社長「高度自動運転は5年から7年以内には実現」レスポンス 2014/3/4
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・日米中関係の行方(下)ペンシルベニア大学教授アーサー・ウォルドロン氏――米国との同盟、過信は禁物(経済教室) 2014/3/7 日本経済新聞 朝刊
この記事には、次のような文言がある。
◎「米本土に対する核攻撃への報復以外の理由で核兵器を使用する米国の大統領はいないだろう。」
◎「英国はバンガード級原子力潜水艦3隻を保有しており、それぞれが核弾頭を搭載したミサイルを艦載している。(中略)フランスもそれに匹敵する軍事力を保有している。こうした抑止力によって、他国から攻撃を受けないことを保証しているのだ。」
◎「日本のミサイル迎撃システムは、おそらく世界の最先端だが、英国やフランスに匹敵するような安全保障を提供できないことは明確に理解する必要がある。迎撃システムは核攻撃の阻止には不十分だ。」
◎「日本が安全を守りたいのであれば、英国やフランス、その他の国が保有するような最小限の核抑止力を含む包括的かつ独立した軍事力を開発すべきだ。」
要するに、日本に核の傘はない。ミサイル迎撃システムは核攻撃に有効ではなく、英国等は核ミサイル搭載原潜を保有しているので、日本も核を持てという話だ。
なお、「日米同盟VS中国・北朝鮮」(リチャード・L・アーミテージ、ジョゼフ・S・ナイ Jr、春原剛著 文春新書)では、日本が核武装するなら、
1.ホワイトハウスと首相官邸に二つの発射ボタンを設置する「英国モデル」
2.海上自衛官の佐官クラスを米海軍の潜水艦に同乗させる
という米国の管理下での二つの案が提案されていた。
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