幼稚園の時の同級生、Iくんについて。
Iくんは幼稚園の時、引越してきた。彼はメガネをかけたインテリ風。
このIくん、なかなかのツワモノだった!
当時アグネス・チャンが大流行りしていたのだが、ミーハー幼稚園児あさひもご多分にもれずアグネスの虜に。
「♪いねむりしたのねい~つか~、おがわのせせらぎき~いてぇ~♪」(注・草原の輝き)
と機嫌良く歌っていた私の横にツツツ…と寄ってきたIくんがボソリと一言。
「もっと子供らしい歌うたえや…」
な…なんだと…?
また、こんな事もあった。
工作の時間にクリスマスツリーを作っていた。
雪に見立てた綿は一番仕上げにつけるのですよ、とN先生は言った。
しかしIくんはまだ仕上げにはほど遠い段階から綿をつけようとしていたので、
私は「綿は今はまだつけたらアカンて先生が言うてはったよ」と親切に教えてあげると、
Iくんは顔を真っ赤にしウキーとなり
「先生!!あさひさんが、僕だけ綿を使ったらアカンって言わはりますッ」
とかなり事実を歪曲させて直談判した。
Iくんの事を気に入っていたN先生は烈火の如く怒りだし
「あさひさんッそんなイケズなこと言う人はもうクリスマスツリー作らんでもよろしいッ」
と教室じゅうに響き渡る声で言い放った。
Iくん…アンタ…あの頃はなんだったの…?
小学校に入った途端、温厚ないい子になっちゃってさあ…
この話をしても誰も信じてくれないんだよ…
Tくんに面白おかしく話した日にゃ、
「あさひさん、僕の親友にそんな事言うのはとても不愉快だッ」
ってブチ切れられたよ…
世の中理不尽だよ…
「先生!!あさひさんが、僕だけ綿を使ったらアカンって言わはりますッ」
とかなり事実を歪曲させて直談判した。
Iくんの事を気に入っていたN先生は烈火の如く怒りだし
「あさひさんッそんなイケズなこと言う人はもうクリスマスツリー作らんでもよろしいッ」
と教室じゅうに響き渡る声で言い放った。
Iくん…アンタ…あの頃はなんだったの…?
小学校に入った途端、温厚ないい子になっちゃってさあ…
この話をしても誰も信じてくれないんだよ…
Tくんに面白おかしく話した日にゃ、
「あさひさん、僕の親友にそんな事言うのはとても不愉快だッ」
ってブチ切れられたよ…
世の中理不尽だよ…