2月7日(月)その2 ワケわからん

2005年02月07日 13時50分07秒 | Weblog
幼稚園の時の同級生、Iくんについて。
Iくんは幼稚園の時、引越してきた。
彼はメガネをかけたインテリ風。
このIくん、なかなかのツワモノだった!

当時アグネス・チャンが大流行りしていたのだが、ミーハー幼稚園児あさひもご多分にもれずアグネスの虜に。

「♪いねむりしたのねい~つか~、おがわのせせらぎき~いてぇ~♪」(注・草原の輝き)
と機嫌良く歌っていた私の横にツツツ…と寄ってきたIくんがボソリと一言。

「もっと子供らしい歌うたえや…」

な…なんだと…?


また、こんな事もあった。
工作の時間にクリスマスツリーを作っていた。
雪に見立てた綿は一番仕上げにつけるのですよ、とN先生は言った。

しかしIくんはまだ仕上げにはほど遠い段階から綿をつけようとしていたので、
私は「綿は今はまだつけたらアカンて先生が言うてはったよ」と親切に教えてあげると、
Iくんは顔を真っ赤にしウキーとなり
「先生!!あさひさんが、僕だけ綿を使ったらアカンって言わはりますッ」
とかなり事実を歪曲させて直談判した。

Iくんの事を気に入っていたN先生は烈火の如く怒りだし
「あさひさんッそんなイケズなこと言う人はもうクリスマスツリー作らんでもよろしいッ」
と教室じゅうに響き渡る声で言い放った。

Iくん…アンタ…あの頃はなんだったの…?
小学校に入った途端、温厚ないい子になっちゃってさあ…
この話をしても誰も信じてくれないんだよ…
Tくんに面白おかしく話した日にゃ、

「あさひさん、僕の親友にそんな事言うのはとても不愉快だッ」

ってブチ切れられたよ…
世の中理不尽だよ…
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2月7日(月)高校デビュー

2005年02月07日 08時56分41秒 | Weblog
我が家は来年度、子供会の役員である。
昨夜、役員の中での役職決めがあった。

帰宅後、役員名簿をダンナに見せると
「おぉ~このHって同級生や。懐かしいなぁ。」
と言った。
恰幅のいいオジサンに見えたがダンナの同級生か!

でもこういう事よくあるよなー。
小さい頃からの力関係ってそうそう変わるもんじゃない。

…中学生の頃、ガタイは良く、コワモテなのに、「ヘタレ」感の強さゆえ、
みんなのパシリ的存在のMくん、通称マルという子が居た。
誰も
「Mくん」
と本名で呼ぶ者はおらず、かくいう私も
「マルッ、マルッ」
と大男をニックネームで呼び付けていた。
童顔、小柄の私がコワモテ大男を呼び付ける図は滑稽であった。

月日は流れ高校生になり、私はT高校、
マルはうちの中学からは殆ど誰も行かなかった遠方のI高校へと進学。

ある日、私が学校帰りに立ち寄ったCDショップにガタイのいいコワモテ男子高校生がたむろしていた。
ワッ、がら悪そ~と、恐る恐る横をすり抜けようとした時、その集団のヘッドらしき人物に目が留まった。
マルじゃないか!
私は懐かしさが一気に込み上げ、即座に叫んだ。

「マルッ、マルッ」

…同じ中学出身者が殆どいないのをいいことに、「高校デビュー」を果たし、
舎弟を引き連れ闊歩していた彼の明るい日々をどん底に突き落とした私の罪は重い…
コメント (4)
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