例のおじいさん

2008年09月25日 12時07分11秒 | Weblog
昨日仕事の帰り,駐車場までの道で,例の

「白昼堂々プロポーズじいさん」

に出会った。(9月14日 「最強のジジキラー」を参照されたし。)

昨日は終日仕事が忙しかったため,ちょっと疲れて歩いていて,
誰とも話したくない気分だったので,なんとなく,

「あ・・・,会っちゃった・・・」

という感じだった。

じいさんは,いつも通りの満面の笑顔を私に向け,

「お疲れさん!今,帰りか?」

と話しかけてきた。
そうなのである。
優しく,気のいいじいさんなのである。

しかし,何となく気が乗らず,私は,
じいさんの連れていたパグ犬(画像参照)を
触って,お茶を濁していた。

そんな私の気持ちなどお構いなしに,
じいさんは「べっぴんさん,ちょっと痩せたんと違うか。」
などと機嫌をとってくる。

パグは老齢らしく,だいぶ足腰も弱りヨボヨボしていたが,
触るとひどく喜び,低い鼻をフンガフンガいわせていた。
やはり,犬はいいですね。
ひと撫でごとに,疲れた気持ちがすぅっと癒える気がした。

ちょっと機嫌を直した私は,じいさんに
「どうも,ありがとう。おやすみなさい。」
と,笑顔で挨拶をして,駐車場へと歩いた。

その道すがら,ふいに,私の頭の横で,
よく昭和のマンガであるような,豆電球がピカーンと光る感じがした。

じいさん、誰かに似てるな,とずっと思ってたが,わかった!

・・・パグ犬だ・・・

犬は飼い主に似ると言うけれど、激似である。
可愛いパグ犬に免じて許してやるか・・・(何目線)




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