やっぱりみどが好き

2009年02月16日 09時29分39秒 | Weblog
昨日,出かけたらママ友のヒラオカさんに会った。
ヒラオカさんとは,息子同士が同じ中学でクラスも同じ。
こども同士もしょっちゅう家を行き来しているし,
親同士も親しくさせてもらっている。

ヒラオカさんのお宅ではボーダーコリー(写真参照)を飼っている。
生後半年のメス。
名前はラリー。
愛想がいいことこの上ない,元気いっぱいのわんこである。

昨日会った時,ヒラオカさんは,ラリーを連れていた。
ラリーはいつものように,元気一杯。
わっほわっほと跳びはね,私の顔をべろべろべろーッとなめまくる。
息子が遊びに行った時も,必ず,このべろべろべろーッでお出迎えらしい。
息子から聞いてはいたものの,この手荒い歓迎ぶりは予想以上にスゴかった。

しかし私は大の犬好き。
おおよしよし,とばかりに,とことん遊んだ。
そして他愛もない会話をヒラオカさんと交わし,帰宅した。

昨日は2月には珍しい暖かさだったので,外では我が家の愛犬
みどが,ひなたぼっこをしていた。
私は,みどをさわろうと思い近寄ると,彼は起き上がり,尻尾を振って寄ってきた。
私が手を近付けた途端,みどは尻尾を振るのをぴたりとやめ,
いぶかしげな表情で私の手の匂いをくんくんと嗅ぎ出した。

厳密に言うと,犬にはたぶん表情筋はないので,「いぶかしげな表情」を
するわけはないのだが,これ,犬を飼ってる人はわかると思うけど,
明らかに,彼らには「表情」があると,私は思う。
とにかく,くんくんくんくん,と「いぶかしげな表情」を浮かべたまま
しつこく私の手や顔を匂ってくる。

その時,ベタなコントのシーンが私の頭をかすめた。
帰宅した夫の脱いだスーツを片付けようとする妻が,
その襟元あたりから漂う香水の残り香を嗅ぎ,

「アナタッ,どこの女と逢ってらしたのッ」

と激昂する,アレである。

きっと,みどもそんな気持ちだったに違いない。
私から漂う,よその犬の匂いを嗅ぎ,

「あなた,どこのメス犬と遊んでらしたのッ」

と,主人の「浮気」を察知して怪しんでいるのだ。

ラリーは確かに可愛かったよぉ~。
血統書つきの毛並みもふさふさのべっぴんさんだもの~。
でもね,私は,愛護センターでもらってきた,
捨て犬出身のアンタが可愛くてたまらないんだよ~。

ま,「出来の悪い子ほど可愛い。」
と言いますから・・・。

コメント
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