エネルギー充電日

2011年07月01日 09時51分53秒 | Weblog
暑い毎日です。
そこへもってきて先日も書いたように,
生徒のエレクトーンのコンクールの音を直すことに
かなりのエネルギーを取られ,ちょっとお疲れ気味。

そんな中,昨日,時々ブログにご登場の私の師匠から電話があった。
「前言ってた,お蕎麦とカフェに行こう!」
とのお誘いであった。

基本,私は木曜日はレッスンはお休み。
師匠はたまたま今回の木曜日がお休みということで,声をかけてくださった。
田舎へ30分ほど車を走らせたところに,
古民家を再生させた手打ちのお蕎麦屋さんと
その近くにこれまた古民家再生のカフェがあるらしく,
以前も誘っていただいたのだが,
その時はたまたま用事があってお断りしていた。

正直に言うと,昨日はやはりエレクトーンの音直しをせねばならなかったが,
もうとにかく煮詰まってしまっていて,
これは一度頭を空っぽにしないと,たいした仕事ができないぞ,
と感じたので,思い切って出かけることにした。
なーんて言うとカッコいいのですが,
要は現実逃避ですわ
あと「今が楽しければイイ」という刹那主義ですわ

さて,師匠の車の助手席に乗り,
こんなところに店があるのか,と思うくらい,細い山道をうねうねと登っていくと・・・
ありましたありました。
またこれが,人気があるのか,満席だったためしばらく待った。

小鉢のあれこれついた定食も魅力的だったのだが,
この後,さらにカフェでケーキも食べるので,
ここはシンプルにざるそばを注文。


よく冷えていて,つゆもダシがよくきいて非常に美味。
思えば,子どもの頃はお蕎麦が美味しいとは思わなかった。
しかし,大人になるにつれて,お蕎麦って美味しいな~~~
としみじみ感じるようになった。
考えて見れば,あまり小さい子でお蕎麦好きの子って見かけない。

なんだか,とっても落ち着く感じだったが,まだ今日の目的は半分。
次はカフェへと向かった。
師匠は
「車が落ちることもかなり覚悟するような道よ。」
と予告してくださったが,またまた大袈裟な,くらいに思っていた。
これが・・・本当に落ちそうな道でした。
「これって,対向車が来たらどうするんですか。」
と訊くと
「対向車が来ないように祈りながら運転するんよ!!」
との回答。
神頼みですかーーーーーー

私たちの必死の祈りを神様がきいてくださったようで,
対向車に合うことなく無事に到着。
到着しても
「え?ここにカフェ?」と思うような竹林。


この奥がカフェです。
経営してらっしゃるご夫妻は東京から全く縁もゆかりもないこの土地へ来て,
カフェを開かれたのだとか。
篠山紀信の助手をずっとしていたカメラマンのダンナさまと,
モデルをずっとしていたハーフの美人な奥様。
和服の古布で作ったいろんな作品や,骨董のお皿なども中で飾ったり販売してある。

私が気に入ったのは猫ちゃんたち。
二匹いました。



この上の方の写真の猫,昔実家で飼っていた愛猫マリとそっくりの柄。
なんだか毛がガビガビに固まったところがあるので尋ねると,
なんと!猫なのにネズミ捕りに捕まって粘着シートがとれなくなって
獣医さんやらトリマーさんやらへ行き,大騒動だったらしい。
コントか?

私は猫たちをひたすら撫で続けた。
彼らも温厚な性格で,私の気が済むまで撫でられ続けてくれていた。
「あなた,なんだか疲れてますね。
 ゆっくりしていってくださいね。」
と言ってくれている気がした。
猫ってやっぱりいいな。

人里離れているだけあって,本当に静かで,風も心地よかった。
紅茶とティラミスを注文してゆっくりといただいた。
時間の流れ方が一気に変わった気がした。
エレクトーンの音を直す毎日で,耳も頭もマヒしていたのだが,
じわじわと癒されていくのが自分でも確実にわかった。
忙しい時ほど,思い切ってこうしたブレイクをいれなければなぁ,
と心から感じた。

まぁ,かと言って,この後素晴らしくいい音色が作れるかっていうと,
それはまた別の話なんですけどねッ

さて,私が書くよりもよりわかりやすく,
また写真もあれこれ載っているブログを見つけたのでアドレスをつけておきます。
正直言うと,グルメレポートってどうも上手くできない。
ひたすら「美味しい!!」しか言えないタイプ。
このブログから直接はクリックできないみたいですが,
コピー&ペーストしてのぞいてみてください。

お蕎麦屋さんが,
http://ayani.exblog.jp/9138804/

カフェが,
http://withkanon.exblog.jp/9215782/


です。


エネルギーを充電して気持ち新たに頑張れそうなあさひなのでした。
コメント
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