めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

恩師からの年賀状

2016-01-16 17:48:05 | 日記
 

 頂いた年賀状をゆっくりと読み返していました。
 しみじみと時の流れを感じました。  
 みんな一緒に年をとってきましたね。
 
 普段は殆ど会えない友だちも、年賀状を読んでいますと一瞬で昔に戻れます。
 世間知らずで純情だったあの頃・・・
 会いたいなあ~と、心底、思います。

 友だちの中では、ワタクシが一番、老いているのではと思います。
 苦労が多いですからね

 今年は中学校の恩師からの年賀状に、
 「病がちで、本年を最後に失礼させて頂きます」と、したためられてありました。
 60年近く続いた年賀状のやりとりです。
 寂しくなります。
 恩師は親方と同じ年、84歳です。 
 ワタクシが中学二年生の時、新卒で私たちの担任になりました。
 とても優しい先生で、男性であるにも拘わらず生徒はお母ちゃんとあだ名をつけて
 いたような。
 先生のお宅にみんなで遊びに行ったこともあります。
 親方も、元教師。
 教え子たちがよく自宅に遊びに来ていましたね。
 何となく雰囲気が似ています。
 でも、恩師は親方のように頑固ではないと思います・・・実態は存じあげませんが。

 年賀状を頂いて感心したのは、ワタクシよりご高齢のお友だちの賀状です。
 差出人名は友人の名前になっていましたが、書かれたのは息子さんです。
 「母は有料老人ホームに入所中です」と、添え書きがありました。
 親孝行な息子さんですね。
 友だちは以前から関節リュウマチでお身体がご不自由でした。
 しかし、短歌を詠まれ、エッセーも書かれていました。
 お身体がご不自由なのにも拘わらず、伺うと自らお茶を入れて下さいました。
 そのお姿に尊敬の念を覚えました。
 現在は筆も持てなくなられたのでしょうか。
 

 もう一方の年賀状はご家族と北海道の大雪山に行かれたと書いてありました。
 東京から福島に転居されて東日本大震災に遭われました。
 連絡が取れなくて心配いたしましたが、内陸でしたのでご無事でした。
 この方は親方より1歳年上です。
 山を愛し、エッセイを書かれていらっしゃいます。
 まだまだ、旅をしたいとのことです。

 素晴らしい先輩と友だち。
 私の人生の宝物。
 自分の生き方を振り返ったひとときでした。





 
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若い命が・・・

2016-01-16 12:02:30 | 日記

 空は抜けるような青空です。
 暖かい朝です。

 でも、ワタクシのこの疲れ方はなんなんでしようか?
 気持ちが重く沈んでいます。

 昨夜はブログを更新しかけたまま、気がつくと部屋に転がって眠っていました。
 時刻は深夜の2時半。
 異常なけだるさと眠気。
 そのまま、お布団に潜り込みました。
 朝方、ふくらはぎの腓返りで目が覚めましたが、治まるとまた眠りへと
 そして、目覚めたのは9時
 パソコンはつけたままでした。
 

 昨日の軽井沢のバス事故で心が痛みます。
 スキー旅行の大学生が12人もお亡くなりになりました。
 ワタクシの地元にある大学の学生さんでしょうか。
 
 若い命が一瞬にして・・・
 娘に先立たれた親として、ご両親の深い悲しみを思うと言葉が出ません。

 こころからお悔やみ申し上げます。


 息子が大学生のとき、新潟の湯沢まで友だちとスキーに行きました。
 息子の運転する車に友だちが同乗していきました。
 高校時代からの仲良しが3人だったでしょうか。
 出かけた翌日に息子から電話がかかってきました。
 スキー場で怪我をして病院に行ったら、鎖骨にひびが入っていたとのこと。
 どうやら、雪のコブでジャンプをし損なって転んだらしいのです。
 湯沢からの帰路は親友のK君が運転してきました。
 マニュアル車を運転したことのないK君は疲れ切って帰って参りました。
 まして、慣れない雪道、恐かったことでしょう。
 ワタクシも息子の顔を見るまでどれだけ心配したことか。
 25年以上も前のことを思い出しました。


今朝の庭の花

  

  

  

  

  

  
 
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