
昨日と打って変わって半袖でいたら、少し肌寒い。
室内温度24℃、ま、いいかと、そのままでいる。
昨日、珍しく、じっくりと新聞を読んだ。
我が家は朝日新聞、最近、世間で色々と言われている新聞だが、私は生まれた時から朝日新聞だ。
小学生の頃から新聞の連載小説を読んでいたおませな子だった。
ところが、最近は連載小説どころか、新聞に目も通さない日がある。
ブログを始めてからのような気がする。
ニュースはネットで見るし…
asahi.comも登録している。
親方は新聞を隅から隅まで読んでいる、読みながら、
「おい、良い記事だ、これを読んで見ろ!」と、新聞を寄越す

お節介だが、為になる記事が多い。
昨日は、新聞受けから新聞を取り出し広げた途端に「天声人語」が目に飛び込んできた。
玄関先で立ち読み、目からウロコ、昨年来の疑問が解けた。
昨年、近くにあったガソリンスタンドが二店、相次いで閉店した。
この地に住んで50年以上利用していたガソリンスタンドだった。
駅の近くにあったガソリンスタンドも壊してビルが建った。
相次いでの廃業は何故?
老朽化したから?
閉店の張り紙がされたままの店の前を通る度に疑問に思っていた。
10月7日付けの天声人語が、私の疑問に答えてくれた。

国内のガソリンスタンドはこの四半世紀で半減した。
廃業は年に一千軒のペースに達した。
マイカー離れでガソリンの需要が落ち込んだ。
老朽化した地下タンクの改修が義務づけられ、経営を断念する人が増えた。
給油所に支えられて暮らしている人々、この先、どうなるのだろう…
寒い冬の灯油の確保もままならなくなるのだろうか?
わが家は引き売りの灯油屋さんが頼りだ。


