ふきの指定席

終生 のほほんな生き様かと思いきや
人生の終盤にきて
ところがどっこいの日々

母ちゃんの手

2014-12-10 10:02:24 | のほほんの記
私ぐらいの年代だと(60才です) 自分たちの母親の手は 長年の家事で 節々が太くなり 外部からの刺激をものともしない コウテツの手だったと思います
冬になると そんなコウテツの手も 水仕事で真っ赤になり 母の手からはよく湯気が出ていたのを 思い出します
近所のお母ちゃんたち すべてが そんな乾く間もない手をしていました

今ではそんな母ちゃんの手と 出合わなくなりました
田舎の母ちゃんの手も はんなりとした上品な手ばかりです
生活環境がそれだけよくなったんですね

実は私“母ちゃんの手”をしています
家事の作業を 昭和の40年代に タイムスリップしたかのごとく 地味にこなすようになったからです
洗濯機も使いますし レンジ オーブンも使用しますが 家事の要の過程は 昭和なのです
素朴で手間隙かける手作業が好きですね
この無心の作業が この頃とみに自分の性に合っているような気がします

今朝 身体の調子がよく(通院の身) ついつい冷蔵庫の掃除に 夢中になってしまいました
まだ 父ちゃんも息子も 出勤前だったのですが
ふと 我に返り 自分に母が乗り移っているかのような 錯覚におちいりました
自分の手が 母親の手にそっくりにだったんですね あの母ちゃんの手に
瞬間 ゾクゾクット身震いしました オゥッと思わず声まで出てしまいました
天に住む母を想い出すことは 幸せで懐かしい時間です
でも 我が身におりて来なくても いいけどね
ハンドクリームを バカスカ塗りながら コウテツよ去れ
指輪が似合う手になりたし
いい天気だこと 青空に手をかざすも 指輪はもう無理ね
一個も持っていません
売ってしまいました テヘ

よか一日でありますように!
せまいニャァ~  読んで頂きありがとうございます
</a><a href=シニア日記ブログ 60歳代へ



 
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