ふきの指定席

終生 のほほんな生き様かと思いきや
人生の終盤にきて
ところがどっこいの日々

彼女と会う意味

2019-07-19 05:17:12 | のほほんの記

よく自身の顔写真を撮る友人がいる
今の時代はスマホがあるから 毎日自撮をしているらしい
今のこの瞬間が一番若いから記念に残すのだそうだ
ならば化粧をしないで自然な表情がいいと思うのだが
それはまた別の次元らしい
今までの写真を見たくもあり 見たくもないような
だから見せてと言ったことはないが
向こうも見せようともしないけれど 
なんか今回は私に撮ってほしそうな仕草をしたが
気が付かないふりをした
顔写真を見るのは 彼女が旅立ってからにしようと 
残酷にもそう思ってしまった

どちらが先か神のみぞ知るですが
もう長い付き合いで 
同時に年を重ねると お互いの顔の変化に気がつきません
そう言えば彼女の素の表情を見た記憶がないような気がする
いつもニコニコしていて 逢えば私も自然に微笑んでしまう
息子のママ友でかれこれ四半世紀のお付き合いである
子供達は中学校から別々の道に進み それからは
お互いに息子の事も 家族の事も 自分自身の事もあまり話さなくなった
ただ3~40分ほどお茶をして
ボーっとして お互いスマホをいじくり時間をつぶして帰る
とても変な関係だけれど
1年に3回ほど 何となくのそんな時間がある
そんな時は
私は人様のブログを読んでいる事が多いのだが
彼女は私のブログの存在を知りません

「私は自分の後ろ姿をよく撮るよ
今の自分のを認識できるから」と言ったら
「幸せだね1人でない事の証だから
私は誰もいないからね」
今更だけど ご主人の事を聞けなかった
子供達の事も
そうか 私は幸せなのか そんな事は意識もしない日々ですが
支離滅裂になり
心も頭も破壊されて帰って来た
「彼女とお茶をする意味」はなんだろう
お互いの人生に立ち入る事は決してしない
このブログにもそんな彼女の事を 
1~2回書いているような気がする

会うたびにシンプルな空気感になるけれど
私は彼女の事がとても好きなのだと思う

 

まだ十分に把握をしていませんが
何か大変な事故事件が京都であったとか
失われた命の多きに言葉もなく
ニュースを見るのが怖いです
ブログを能天気に書いていていいのかな
なんか辛く 申し訳なく…

 

 


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