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終生 のほほんな生き様かと思いきや
人生の終盤にきて
ところがどっこいの日々

因習

2018-08-14 10:00:12 | のほほんの記
姉は30年以上暮らした東京での生活を切り上げ 
故郷に戻って10年以上になる (アバウトです
かなり保守的な土地柄で 
因習を守り生活をしていかなければならず 村での生活は大変です
私には生きて行くのに苦しくなる場所で 
中学を卒業と同時に 家を離れてしまった事に微塵の悔いもありません
ただ故郷は大好きで 
150年の時が流れている実家も 心安らぐ畏敬の場所です
親達はとっくに旅立っていますので
姉が実家を守ってくれているからこそ 
帰る事ができる場所でもあります

15歳で家を出て以来 お盆には不義理をしています
なんと半世紀近くもです
それさえも悪しき因習と捉えていた頑なな私でした

私自身は信仰心もなく 今後も自分の墓を持つこともなくです
婚家は義弟が跡を継いだこともあり
守るべき墓もないので その事も思いの中にあります
 
散骨し風になる身でよしとしています
それはそれ

お盆に両親たちが戻って来てくれるなら
逢いたくてたまりません
迎える姉との慈しみの時間と思い
今更ユメコは遠慮しています

故郷では 緩やかな時間のなかに
因習を守りて 己が人生とご先祖様を慈しむ 姉がいます




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