ふきの指定席

たぶん あなた ですよね(99パーセントの確信)

35年前の冬 デンマークを旅していた時 
名もない小さな駅で 偶然日本人の女の子と出逢った
こんな異国の片田舎の小さな駅で 母国の人と偶然出逢った不思議
外は吹雪で 私たち以外は誰もいない
私は思わず英語で「日本人ですか」と話かけた
私は157cmしかないのだが その女の子はもっと小柄で 利発な第一印象だった
私のような旅行者にも見えない
「どこに行くんですか」と女の子
「適当に 気の向くままの 旅人です」
「私は今から○○城(城名を記憶していません)に行くんですが いっしょに行きませんか…」
「でも道がわからず 困っています」
駅員さんに英語で道を尋ねるも 私のブロークンな英語が全く通じない
おもむろにその女の子が ドイツ語で 駅員さんに話しかけるではないですか
びっくりしました 私がドイツ語が大好きになった瞬間です 可愛い・・・
大陸側に近いデンマーク人は 普通にドイツ語を話せるらしい 知らなかった

女の子は 西ベルリンに 国費で音楽留学をしているとのこと
2日間の休みが取れたので デンマークに遊びに来ていたのでした
駅員さんは小柄の東洋の女の子達が 
この吹雪の中 その城まで行く事を大変心配してくれましたが
私達は決行
30分ほど歩いたでしょうか
その道のりまでは 家もなく 誰ひとりと出会うこともありませんでした
城にたどり着いたものの 天候が悪く(城を目にした記憶がない)
そのまま踵を返し 彼女とは駅ですぐ別れてしまいました
彼女が乗る電車の時刻が迫っていたからですが

その後西ベルリンで彼女と再会します
続きはまた明日 ツカレタ


←ペコ

読んでいただきありがとうございます ♡♡♡

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