ふきの指定席

終生 のほほんな生き様かと思いきや
人生の終盤にきて
ところがどっこいの日々

「雪子」

2025-02-22 09:33:32 | のほほんの記
ブロガーのたけじいさんが
「三八豪雪」の事を書かれていましたが
当時8歳だった私もその時の事を鮮明に記憶していて
先日もブログに記したばかりです 
波紋 ←その時の記事です

今朝の報道を見ると
またもや故郷能登は大雪
実家は地形的には海に近い場所にあり
大雪の予報でも山側に近い場所よりは比較的少なめ
それでも昭和38年の大雪は異常でした

その年の冬だったかな 記憶が曖昧です
村のまだ若い男性が
寒風吹きすさぶ浜辺の小屋で自死し
父はその男性を村の人達と探し出し
父がその男性を抱きかかえて床におろしたと
後に母から聞きました

お子さんが3人いるのに
その自死の理由は知るよしもありませんが
その男性の顔を60数年経った今も鮮明に記憶しています
何回もお話をした記憶があり
私にも優しいお父さんでした

雪は心が寂しく震えます

若い時は果敢に 冬山に登り
スキーも楽しみ 
その震えに抵抗をしたものです
今は勿論ダメ

どうしてそんな選択をされたのかな
震えは乗り越えることができず
原点に戻ってしまいました
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