ふきの指定席

終生 のほほんな生き様かと思いきや
人生の終盤にきて
ところがどっこいの日々

まったりとした時間

2014-10-18 14:02:20 | のほほんの記
今の時間が一番好き
父ちゃんはゴルフの練習
息子は 夜は飯いらぬと言い放ち外出
外は 穏やかで 静かだ
家のかたづけが まだ残っているけれど 
家人がいなければ 手を休め 
のほほんとした時間に 心まどろんでしまう
明日は本家の墓参り
今月末には実家に帰省 
両親と 兄にの墓前にも 手を合わせることができる
人はミナ あの世とやらに逝ってしまうんですね
その平等な運命を思えば 
あの世の人も この世の人も みな愛おしい

飛沫が届く我が家の狭いベランダに
紫御前が増殖し
洗濯物も 遠慮しいしい 干すはめに
あまりの元気に カットする勇気もなかったのですが
布団を干すのも難儀になり 御前様には申し訳ないけれど
間引かせてもらった
健気に紫の花が 自己主張するではないか
そのすべてを 亡くなった兄の作品である花瓶に 生けました
ちなみに兄は 陶芸家でした
紫御前サマは 
一週間経っても 背筋を伸ばし 綺麗なワレ(花弁)を見せてくれます
夜はちゃんと休むんですよ 花弁もしぼんでしまいます  
私はこんな強い草木に初めて出会いました

兄の陶芸作品も 私の手元に残っているのはこの花瓶と 数点のみ
実家でも 残っているのは数点
あれだけの作品が どこにいってしまったのか 
家族の誰も知りません 寂しいな
母の編み物にも 鎮座し

< 形見品 心で想い 見て惑う 泥川柳> 



猿知恵と 比べし我の 浅知恵を
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