無印さんで同一の物を3個購入
私のとても好きな色の器である
今は亡き陶芸作家だった次兄の初期の頃の作品は
すべてこの色調の作品です
この色目の兄の作品は 現在一つも残っていない
全部売れたか 人にあげたかしてしまっている
私はこの色の 茶器と灰皿の2点を 生前兄からもらい
こっそりと隠し持っていた
それを
姉が見つけ出し 私に内緒で 人様に売るかあげるかしてしまったのだ
35年程前のことだが あの時の姉のふてぶてしい顔を忘れる事ができない
私は心底姉を憎く思った
今も疼きとなって残っている
先日 多くの食器を処分したばかりなのに
この色の器を見ると買ってしまう
この色の器は 世の中にありふれていそうだが
意外やいがい なかなか出合えない
そんな 兄の色であり私の色なのだ
着ていましたので、春夏秋冬この色の衣服を一枚ずつは
持っていました。自分ではモスグリーンと言っていましたが…。
お兄様の作品残念でしたね。手元に一つは残しておきたかった
事でしょう。でも、ふきさんの事ですから鮮明な記憶のアルバム
に作品は残っていると思います。
先日の風鎮も珍しくて驚きました。風鎮と言えば玉石のようなもの
と思い込んでいました。お父様との思い出ですから大切ですね。
物への執着は有りませんが思い出が絡むとややこしくなり、断捨離に
徹する事が出来ず悩んでいます。
私もそう言っています()
なんかね その中でもピンポイントに
私の心に入って来るモスグリーンがあります
うまく表現ができなくて・・・
憎き姉が売りさばいた作品は
脳裏にも心にも焼き付いています
特に灰皿は 兄の生涯の作品群のなかでも 1番好きな作品です
ショックな時は 言葉が出ないものなんですね
姉には何も言えませんでした
心は苦しいのに 涙も出ませんでした
35年も前の事です
兄は勿論その頃は バリバリの陶芸作家でした
その『濁りの春色』は 兄の20代初期の物です
二度とその色の作品を焼く事はありませんでした
兄にも 姉のしでかした事を言えませんでした
できることなら 今でも私の手元に戻ってきてほしいです
風鎮も心深き存在
後姿も玲さんに見て頂きたくブログに載せました
ひも通しが見えると思います
やはり風鎮の君は大黒天さんですね
写真でUPすると 埃も見えますが
150年の もしくはそれ以上の舞いだと思うと そのままにしています
実際その埃は取れません
(/ω\)イヤン
また長く書いてしまいました
ごめんなさい
止まらない
やめまーす