北風乱舞

微塵も疑わず

図書カードだと思って持ってきたのは
クリーニング店のカードだった

返却日に間に合うように　

図書館で借りた本は
根性で読み切った
頭にも 目にも 入らずでしたが
で　また懲りずに借りてきてしまった
空手で帰る勇気はない

　目が悪く　紙本を十分に読むことができずの　身の上です

つばありのニット帽　七分丈のダウンコート　ぺったんこ靴
下町の昼下がり　
同じ出で立ちのおばちゃんばかりが　闊歩している

ミーツー

信号無視は　若い人より先の時間が短い私の処世術
勿論　車とお巡りさんの確認は　おこたらない
その時は
「人」まで意識はしない

が　である

私より　人生の時間に余裕がないと思われるご婦人が　

私の後を信号を無視して

それはそれは　ゆっくりと　歩いてござる
横断歩道は認識されても　信号の存在に気がつかれていないようだ…
私信号無視をしていますから　ついてきてはいけません

車が近づいてきます
その信号は押しボタン式だし　これって信号無視になるのかな⁇

私慌てて　信号のボタンを　押しました
そんな時に限って信号機は人間無視をしやがる

全然信号が変わりません

おばあさんは　マイペース
なんとか無事に渡って下さいました
信号はやっと青に変わりましたが　とても正確の悪い信号でした

で またまた見てしまった
バス停で　バスの時刻表をメモる　おばあさん
スマホを下敷きにしてノートにメモっていらしたが
スマホで時刻表の写真を撮っちゃえばいいのにね
ハイ　余計なお世話でした

   

そんなあんなの数々　

久し振りに泥川柳の波が押し寄せて「気」き
スマホにボイスメモをしようと思ったら
どうやっていいかわからず
家に帰る道もわからず
グーグルマップに頼るも
最初の１歩の方向がわからず

その見極めを先日教えてもらったが
なんかうまくできず
ほうほうの体で　やっとの帰宅

北風がやけに冷たいさ　

北風が暑くってどうする

北風が服吹く中

公園の「日向」のベンチでひとり　

コンビニ弁当を食べていた　お父さん
鼻水が垂れていたね
そんな私は同じく　

鼻水をすすりながら　本を読んでいたけれど
なんか似た者同士の刹那

生きる事は　北風の如し
寒太郎はどこに行ってしまったかね

ヒューン ヒューン

ヒュルルンルンルンルン

冬でござんす

ヒュルルルルルルン 

北風小僧の寒太郎～　♪