五瓜に唐花紋は
別名「木瓜(もっこう)」ともいわれています。
五瓜は五弁だが、
四弁になると「木瓜」と名称を変えています。
織田信長の家紋としても有名な五瓜に唐花紋は
織田木瓜(おだもっこう)とも呼ばれています。
現在もこの紋については謎とされているようです。
明確な答えが出ていない
紋の一つであるようです。
御簾の帽額(みすのもこう)に描かれた文様が
発祥とされている五瓜に
唐花紋は
「窠(か)」(穴冠に果文字)と呼ばれているようです。
窠とは
地上に作られる鳥の巣のことで、
かつては木に作られるものを「巣」と呼び、
地上に作られるものを「窠」と呼んだというのです。
この「窠を象ったもの」ともいわれるが、
非常に怪しいらしいです。
初めて使ったのが徳大寺家とされているようで、
八坂神社の御神紋は
キュウリではない少なくともこれは間違いないようです。
キュウリではなくマクワウリ
この五瓜に唐花紋が
キュウリの断面に似ていることから、
八坂神社の氏子や
祇園祭の山鉾町の人びとは
祇園祭の期間である七月は
キュウリを食べないようです。
この話から、
五瓜に唐花紋は
「胡瓜の断面を象った紋」と
言われることがあるようです。
牛頭天王と
密接な関係にある瓜、
すなわちマクワウリ(真桑瓜・甜瓜)と
胡瓜の断面が徳川家の葵紋に似ることから、胡瓜を食べない
という話が入り交じって混同されてしまったのではないか?
という説のようです。
どちらかと言えば、
胡瓜の断面は
五瓜に唐花紋よりも
徳川の三つ葵紋に
似ているように思われますね。
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