ごく身近な疑問でありながら
よくわかっていないものの一つですよね。
何のために睡眠が十分と考えるかが大切です。
一般的には、
健康的な生活に
結びつく睡眠とは何なのか?
という事を想定した疑問だと思います。
十分な睡眠について別の視点で考えてみると、
そもそも“なぜ眠るのか”いう疑問にもつながります。
睡眠学が発展する以前は、
睡眠は
“外的な刺激を遮断して休む”という
生産性のない消極的なものと考えられていました。
しかし、今では
“人の健康を維持するための積極的な生理学的なプロセス”と考えられています。
また、
睡眠は体の健康だけでなく、
記憶や学習といった
脳の機能を
昨日よりも高めるために
非常に重要であると考えられるようにもなりました。
つまり、睡眠は
日中をよりよく生活するための準備の時間と言えるのではないでしょうか。
眠りのための睡眠ではなく、
” 活動するための睡眠” であることを忘れてはならないでしょう。
ですから、
昼間に眠気がない程度の睡眠がとれていれば、
ひとまず十分と考えることもできます。
何故かというと、
眠りという行為は、
我々が行動を変えることで調整できる部分と、
体の機能に身を任せるほかない部分があります。
例えば、
頑張れば起きていることはある程度可能ですが、
反対に眠ろうと頑張っても
うまく眠れません。
これがかえって
自然な眠りのプロセスを妨げてしまい、
不眠が長引く原因にもなるのです。
睡眠に対して
力みすぎず、
自然な眠りを
心掛けることも大切ですね。
#トントンヘッド
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