当初は、
航空機内の“エコノミークラス”の旅客から報告され、
その名前で知られるようになりました。
現実には座席のクラスに関係なく、
また航空機以外の交通機関や劇場、
さらに手術後長期間入院している患者など、
一定の姿勢のまま長時間動かない状態にいることで、
同様の危険性が起きてくるのです。
特に下肢静脈瘤、
下肢の手術、
けが、
悪性腫瘍、
深部静脈血栓症(既往)、
凝固能異常肥満、
経口避妊薬の使用、
妊娠中、
出産後の人は
要注意といわれています。
長旅で長時間、
飛行機に乗っていた人が“エコノミークラス症候群”のため、
急に呼吸困難に陥って亡くなってしまった。
こんなショッキングなニュースが広がったのです。
“深部静脈血栓症”という病気の一種なのです。
飛行機に限らず、
乗り物の中や長時間にわたって足を動かさずに座ったままでいると、
脚部の奥にある静脈に
血の塊ができることがまれにありますが、
その血栓が
何かの拍子に血流に乗って
肺へ入り込み、
肺の血管を塞いでしまう“肺塞栓”を引き起こすものです。
その予防策としては、
長期間、乗り物に着席している時は足を組まず、
積極的に動かすようにする。
時々深呼吸を行う。
適度な水分を取る。
ただし、アルコールの飲み過ぎは要注意。
ゆったりと、リラックスできる服装すること
などが挙げられます。
新型コロナウイルスなどの感染症では、
血栓症が発症し
肺や脳へ飛んで重症化するなど
緊急事態宣言することで
恐れられています。
#トントンヘッド
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