ノートテイク

要約筆記で、対象者のそばに座って紙に書く・・・ノートテイクと私たちは言ってます。

今晩は、このノートテイク要約筆記をしに水口に行ってきました。
対象者は８０過ぎのおじいちゃん。
どっちかというと、要約筆記ならぬ要約“介護”かなって感じなんですが。
このおじいちゃん、なんせ自分の都合の悪いことは読まない、話をそらす。
どうしたらよいかね。

他府県では、要約筆記後のノートテイク用紙はどのように処理してるんでしょうか。
私たちのところは
「要約筆記しているのは情報保障のため。その場での情報を伝える。
その場の情報なので手話と同じように“消えてなくなるもの”」
という考えの基、対象者には渡しません。派遣元で処理をします。
ほとんどの対象者はその主旨を理解してくださり、協力してくださってます。
なので、要約筆記している最中は真剣に読んでくださいます。

ところが、今日のおじいちゃんは違う。
自分に渡してくれるのが当たり前。渡さない要約筆記者は極悪非道、冷酷無情と文句を言います。
言われた要約筆記者がかわいそう。
だって、決められたことを守っただけなのに。

いくら説明しても、「自分の都合の悪いことは読まん」