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由利高原鉄道と矢島ひな街道&酒蔵見学      ~酒・食・遊⑩~

2014-03-21 12:13:00 | インポート

秋田県の魅力を発信している酒・食・遊第10弾は、由利高原鉄道さん企画の日帰り旅行を紹介します。

秋田駅東口をバスにてAM9時に出発

矢島郷土資料館に到着・矢島みどころ案内人がひなめぐりを案内

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昔、矢島地域の町屋の雛まつりでみられた柳飾り。

柳の枝に布で作った縁起物等の飾りを吊るし、雛を彩ります。色とりどりの手作りの飾りは、女の子の幸せを願う親の祈りが込められています

010<小野家の古今雛>
八森苑・道益苑(八森苑は国登録有形文化財)

矢島藩重臣、佐藤家に伝わる江戸時代の古今雛をはじめ、生駒家菩提寺の龍源寺の古今雛他歴史ある雛を多数展示

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014<大井家>
大井家は、江戸時代後半の寛政年間(1790年)より酒造業を営んでいた旧家です。お雛様を展示している主屋は大正5年に建築された近代の商家住宅として平成16年に国の登録有形文化財となりました

(矢島のお雛様)

矢島初代藩主の生駒高俊(いこまたかとし)は、四国讃岐高松17万国の4代藩主でしたが、お家騒動により1万石となり、寛永17年1640年に出羽矢島へ移封されました。その後、矢島は、生駒氏の城下町として、また江戸時代以降には林業や駒市の拠点として栄えてきました。城下町やその周辺の旧家では、古い雛人形が大切にされ、現在に至ります

佐藤酒造  明治40年創業

酒名「出羽の富士」

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お雛様を見ながら、甘酒をいただきました

(矢島と酒造業)

矢島には最盛期(戦前)には7銘柄の造り酒屋がありました。酒造りに恵まれた自然と気候風土、鳥海山の積雪が溶けて湧き出る伏流水、原料となる良い米、酒造りの技が現代まで引き継がれ、美味しい日本酒がつくられています

昼食は錦旅館さんのひな御膳

020ばっけ(ふきのとう)の天ぷらに春を感じました

天寿酒造  創業明治7年1874年

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秋田流低温長期発酵の酒造りには絶好の地。仕込み水は鳥海山の伏流水、原料米は子吉川流域で育まれた地元米を使用し、水と米と大自然に恵まれたこの地ならではの酒造りにこだわり、地元に根ざした酒造りを考え「酒造りは米づくりから」と地元農家の協力を仰ぎ「美山錦」「秋田さけこまち」の栽培に取り組んでいます

025天寿の内蔵

酒造りも間もなく終了、酒米造りの季節を迎えます

031_2矢島駅は東北の駅100選に選ばれました
朝から巡った雛街道も終わり、矢島駅に到着

ここから羽後本荘まで由利高原鉄道の「おひなっこ列車」に乗ります

034車両入口でお出迎え

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おひなっこ列車に乗車~羽後本荘まで23キロのローカル線

036おひなっこ列車車内

雪の残る田園風景を見ながら、本荘に到着

バスに乗り換え秋田駅東口PM4:40到着

由利高原鉄道さんの「矢島ひなめぐりと由利高原鉄道の旅」で楽しい時間を過ごしました。

人口減少や利用者減少で厳しい経営を強いられていますが、イベント列車や企業努力で地元に愛されている鉄道であることが、今回のツアーに参加してひしひし伝わってきました。

「ローカル線は地域の宝」を合言葉に頑張って走り続ける、由利高原鉄道

沿線が春の花でにぎわう頃また行きます


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