創業元禄弐年
伝統のうまさを継承し三百十余年になる、合名会社鈴木酒造店を見学してきました。
「秀よし」の名で知られる酒蔵を紹介いたします
中に入ると庭があり、建物に引き込んだ流れのある用水は豊かな水がある証
和釜の直火炊き
本格的な酒造りが始まると、大きな釜に満々と地下水を張り釜に火を入れ、白くきらきら輝く高精白米が丸く盛り上り、蒸し上がった酒米は力強い米の香りがするそうです
毎朝二時間は続くこの作業は造り酒屋ならでは光景といえるでしょう
仕込みが無い今は静かに水を張り、出番を待っているようでした
内蔵
歴史のある造り酒屋ですので、貯蔵タンクも年代を感じるものから順番に並んでいました
こだわりの酒造
良い米・良い水・良い風土
奥羽山脈の湧水を引いて作った用水が敷地内を流れているため、その伏流水を酒づくりにふんだんに使用でき、仙北平野の良質の米を手にいれる事ができます。
酒造りは雪の降り積もる頃、最適期を迎えます。降雪により、酒蔵の中が酒造りに適した温度に保たれ、もろみは低温長期にわたってゆっくりと発酵を重ね旨い酒となっていきます。
~秀よし命名の由来~
創業時「初嵐」の酒名を使用、佐竹候が藩内の銘酒を集め酒競べを行った。それまでの御用酒「清正」に勝ると激賞され、戦国武将の主従関係の喩えと、「秀でてよし」の意を併せて「ひでよし」を命名されました。
酒蔵見学のもう一つの楽しみは試飲
酒蔵見学のいつもの友、Mさん
並んだお酒を全部飲み、感想を言い、購入して自宅で楽しみます。
見学者限定・販売未定の10年以上ねかせたお酒が飲めます
親切・丁寧に案内して下さった、鈴木酒造店の山崎さん、ありがとうございました。
今度は生絞りをいただきに、雪の降る頃おじゃまします
おみやげもバッチリ・買いました
まさにスギッチ発見
〒014-0207
秋田県大仙市長野字二日町9
TEL0187-56-2121
FAX0187-56-2124
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HP http://www.hideyoshi.co.jp
一年を通じて酒蔵を開放しており見学できます。事前にご予約下さい。(当日でも可)