秋田の魅力を発信している、酒・食・遊第8弾は横手市増田町を紹介します。
増田町といえば、りんご・三平・たらい漕ぎが連想されますが、今回は「蔵」
角館は武家の町、増田は商家の町
バスで角館と増田を観光出来るバスも運行してます


お問合せ:羽後交通 角館営業所 0187-54-2202
増田町には明治・大正・昭和の初期の商人地主が築き上げた商家の家並みや、内蔵、国の登録文化財に指定されている建造物が多く残されています。
「蔵の町・増田」を歩いてみました
●佐藤養助漆蔵資料館

・増田の大地主であった小泉五兵衛の旧宅
江戸時代より8代続き、現在は稲庭うどん店に併設する資料館として利用されてます

内蔵の脇廊下

蔵は建物の中にあります。蔵の入り口

普段蔵の内部を公開しているのは、漆蔵資料館と日の丸醸造の二か所だけです。
美味しい稲庭うどんもいただきました。
●山吉肥料店
公開している蔵はたくさんありますが、一番最初に見学したのが、山吉肥料店さんでした。
当主の奥様の案内で長い年月、人々の暮らしが息づく蔵のある風景に、古き良き昔を感じました

入口から裏門まで、一直線
扉の重さは1枚1トン
建築年代、主屋明治中期、座敷蔵は昭和前期、増田最後の蔵
増田の商家建築の特徴である家屋配置を良くも残し、南側に配置された「とおり」が店舗より裏門まで一直線に伸びています。また、室内は明治大正の建築に多用され、一階の天井が高い造りで、北側となる座敷へと採光が取れるように工夫された構造になっています。
高い天井
蔵二階の扉を開閉するための足場
蔵の装飾
増田地区に残る内蔵では新しい蔵ですが、明治・大正・と土蔵造りで磨き上げた増田の職人の卓越いた技が凝縮された増田の蔵の集大成といえる貴重な内蔵です。
昔ながらの土蔵の仕上げとなる漆喰には技の極みといえる職人の技術を見る事が出来ます
●日の丸醸造(株)

文庫蔵内部
明治41年(1908年)建築、平成16年に床・畳の一部を補修しましたが、内部の漆等は当時のままだそうです。一尺間隔に並んだ青森ヒバの通し柱で、シンプルな美しさは建て主、棟梁の崇高な美意識が偲ばれ、内蔵には凛とした雰囲気が漂っています。

醸造元でもある日の丸醸造さんの文庫蔵を見学したので、もちろん試飲してお酒を購入

蔵元だけで販売されている、見学者限定酒も購入しました
リンゴの香りを楽しめるさわやかな味でした
栗駒高原牛乳のヨーグルトと日本酒がコラボ!
主力ブランドの「まんさくの花」も美味しくいただきました
ご説明いただいた、代表取締役の佐藤氏に日本酒テイスティングノートをいただきました。秋田の美味しい、奥深い日本酒を楽しみます。
ありがとうございました
第8回 増田「蔵の日」開催

日時:平成25年10月27日(日)午前9:00~午後4:00
場所:増田町中七日町くらしっくロード
共通見学料 500円
歴史的建造物23棟特別公開