先月末のことですが、東京に行く用があったので、上野に寄りました。
上野の森美術館、国立西洋美術館、国立博物館など、ぶらぶらしてきました。
ぶらぶらでも、展示されている美術品などから圧倒的なパワーが発散して、くたくたになりました。
今回は、国立西洋美術館が目的だったのですが、上野の森美術館で開かれているボストン美術館展もぜひ、見たいと思っていました。(春に開かれた神戸市立博物館の「ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎」を見落としたので)
ボストン美術館の浮世絵作品は門外不出と言われ、近年までほとんど公開されたことがなかったために保存状態がとても良いと事前の情報を仕入れていました。
その中で私が特に印象深いのは、ご想像のとおり、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」です。
大胆な構図に波の色のなんとあざやかなこと!
そして評判どおり、他のどの作品とっても、本当に色が鮮明で美しくて、構図などは大胆で繊細、うーんと唸るばっかりでした。
観ることができて得したな!って思ってます。
あ、それから、北斎は、ライフ誌「この千年で最も重要な出来事・人物」に、唯一名前が上がっている日本人なんだそうです。
2014年11月9日(日)まで上野の森美術館にて開催中です。