水曜日の夜、テレビをつけたらNHKの「ガッテン!」が放映されていました。
この日のテーマは
脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす「血栓」についてでした。
血栓によって脳梗塞や心筋梗塞に襲われる人は、
年間10万人以上もいるそうです。
本来、血栓はケガをしたり、血管の内側が傷ついたりした時に、
かさぶたのように傷口をカバーし、
出血による体のダメージを防ぐものでしたが
ヒトが進化する過程で、いち早く止血できるようにと
出血を伴うような危険な状況を素早く予測・察知して
ケガをしなくても血栓が作られるようになりました。
それで、身体的に危険な目に遭った時だけでなく
びっくりしたり、怖い体験などをすると
血液内に血栓のもととなる成分が大量に発生し!?
血管内に血栓ができてしまうようになりました。
だとすると
よく、怖い目にあったり、びっくりしたときに
「寿命が縮まる」というのは
単なる比ゆ的表現ではないということですね!?
だったら、ずっと平常心でいられたら
血栓はできないということになりますが
生きていく以上それは無理な話です。
そこで番組で提案されていたのが
有酸素運動を行うことです。
脳梗塞の治療に使われる「t-PA」という薬がありますが
この「t-PA」、もともとは私たちの体の中に分泌されている物質。
血液内に発生した血栓を溶かす治癒力が
本来、人間には備わっているのです。
それで、その「t-PA」の働きを促進させるのが
先にあげた有酸素運動です。
普段、運動をしていない人ほど効果が期待でき、
1日30分程度のウォーキングでよいらしいので
ぜひ、普段の生活に取り入れてみましょう!!
また、夏に向けて(すでに今日は場所によっては真夏日の予報も出ています。)
体内の水分が不足することもよくないので
十分な水分も取ることを忘れないでくださいね
自分の命・健康は自分で守りましょう
「ガッテン!」は2016年5月17日(火)午前0時10分~
再放送がありますので興味がある方は
ご覧になってみてくださいね