今日は、おかみ専用車のハスラーをデントリペアします。
暗がりに息子のカブを移動させていて、
私の不注意で、「ベコン!」と鈍い音がして、カブの荷台を
ハスラーのリアゲートにぶつけてしまい、ハスラーと私の心もヘコミました。

塗装のダメージもなく酷いへこみではないものの、やっぱり気になるので、
「小さなへこみもお気軽に」の看板の
板金修理のお店に見積もりに行ってみると、、、

何とその代償は、62,634円!!
リアケート一面の板金塗装のお値段で、いかにも高すぎました。
プロのデントリペアもいろいろリサーチしましたが、
2~3万円というところでしょうか。
ということで、いざとなればDIYでヘコミをパテで修正して
純正色のペイントを買い、自分で板金塗装をするつもりで、
デントリペアに挑戦することにしました。
夜な夜なYou Tubeでデントリペアの動画を見まくって、
必要なツールをAmazonで調達します。4,000円でおつりがきました。


ヘコミをプーリングという方法で引っ張り出し、
出過ぎたところは専用の先端が樹脂になったポンチで均して直すようです。
裏側から押し出す棒状のツールもあるようですが、これは自作で何とかします。

ホームセンターでそれらしい鉄の杭を買い、切って曲げて削って、
デント棒を作りました。


もう一つ大事なツールで、「ラインボード」というものがあり、
縞々のライトを傷に当て、凹みと膨らみを解りやすくするものですが、
これだけで5,000円ほどします。

そこでひらめいたのは、エクセルで縞模様を作り、
タブレットでラインボード代わりにするアイデアです。

なんとか使えそうです。

いよいよ作業開始です。
まずは凹みにグルーガンでタブを張り付け、リフターで引っ張っていきます。


ラインボードもどきで歪みを確認しながら、
ポンチで叩いて、引っ張って、押しての作業を繰り返します。

半日ほどかけて、なんとか気にならない程度になりました。

情報収集からイメージトレーニング、
ツールの手配と実際の作業まで、大変ながらもなんとか形になってよかったです。
しかしYouTubeは危険ですね。
色々見ていると、自分にも簡単にできるような錯覚に陥るときがあります。
以前にリアウインドウのスモークフィルムを熱成型して1枚張りに挑戦し、
撃沈された経験があります。
ハスラーネタもいろいろ準備しています。