おかげさまで、息子が昨年8月に結婚し新生活をスタートさせました。
家財道具をそろえる中で、食卓のテーブルが気に入ったものがなかなか見つからないというので、
「作っちゃえば?」というと、「親父、頼む!」の指令が出ました。
イメージは素朴な感じで、お嫁ちゃんのご要望で、真ん中にデザインタイルを
埋め込みたいとのこと。
みんなで作業分担し、
父は、天板の木工、息子は足の金属加工、お嫁ちゃんはモザイクタイルの調達にかかります。
ホームセンターに行き、天板となる集成材を調達します。
脚の素材はなじみの鋼材屋で角パイプとフラットバーの定尺を現金購入。
金属加工の会社に勤める息子は、自宅の秘密基地に配備したバイクカスタム用の
中華TIG溶接機で、角パイプとフラットバーでテーブルの脚を制作していきます。
丸ノコで天板をカット、仮組した脚に乗せて、出来上がりをイメージします。
補強と反り防止のためにカットした端材を利用して、裏面補強を入れます。
トリマーで端部を加工します。あえてシンプルに。
お嫁ちゃんチョイスのモザイクタイルを並べてみます。
タイルが収まる溝をトリマーで加工していきます。
これが10mmづつ、地道に掘っていく作業で、骨が折れました。
やっと半分彫れたところです。
溶接の完成した脚と天板の仮組です。
天板の色付けと塗装は、オーク調でオイルフィニッシュで仕上げます。
塗装が完了、タイルをボンドで張り付けて、隙間をシリコンシーラントで防水していきます。
塗装が完了した足といよいよ合体です。
息子たちのアパートへテーブルを運び、お嫁ちゃんの実家で用意してもらった椅子とのコラボレーション。
椅子のほうが10倍以上のお値段です。
昨年はコロナ禍で新婚旅行も行けず、なんとか今年4月に披露宴ができました。
二人の愛馬ショベル2台をひな壇の横にディスプレーするファンキーな披露宴でした。