書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

阮元・望君山  五言律詩

2007-01-05 07:40:48 | Weblog

阮元(1764-1849)
清朝の高官を歴任し、
学者としては元より子弟教育に努め文教の振興を計った。
著述も多く、中でも、
金石資料に基づく書論で北碑を正統化した清代の碑学派に強い影響を与えた。

望君山  五言律詩(1817)
阮元は特に書の習得に力を入れてなかったらしい。
自然流で書いた字が清らかで品位がある。
金石学に長じていたせいであろう。