何紹基(1799-1873)
恵まれた環境に生し、若くして諸学を学んだ。
しかし、進士に合格したのは36歳であった。
幾つかの官職を経て官との意見の相違が元で官職を辞す。
若年より諸国を歴訪し、古碑を尋ね諸国の文士と交流を重ねた。
詩、絵画でも一家を成した。
私は以前から何紹基に惹かれれているが、
その切っ掛けは思い出せない。
岳陽楼に何紹基の対聯を見出し、
懐かしく思ったことがあるのは、
それ以前に何紹基を見知っていた筈である
黄庭堅・山谷題跋中語
何紹基は当初顔真卿に傾倒し、後に北碑、篆隷を極めたと言われる。
彼の作品の随所にそれが現われている。