書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

船王後墓碑(668)

2007-04-19 07:12:53 | Weblog

後年、南河内での山崩れで偶然発見された。
碑文の内容からして、日本最古の墓誌とされる。
六朝銘文の形式をとっているが正式な漢文ではなく、
和風朝の漢文であるところが興味を惹く。
銅版に墨書し鏨で刻したようである。
雄大にして古朴豪放な書は、一見、北魏の書と見紛う。