金崎刈り捨て開始

　今日は雨だったがしとしとといった感じだった。刈り取りは契約分に泉3を、市場用に泉2の30列を一列刈った。



　これは泉3。出荷は15時に終了。その後は嫁と刈り捨て。



　一日一列ずつでまとめて二日分。翌日に捨てたほうがかさばらなくて楽なのだが、明日がひどい雨との予報なので片付ける。コンテナで27ｃ/ｓ。たぶん勢いがあるだろうから33日ぐらいで刈ることになるのではと予想。なるべく日数をおいて刈った方が盛夏にはいいのだがどうなることやら。

　これから先は非常に天気が悪いらしい。気温も例年より低い。日照があれば生育は心配いらないのだが、こればっかりは仕方ない。泉2にトミー12ｋで45分灌水。水やりのタイミングも難しくなってきた。明日はあまり降らないでほしいが。

こつこつと

　今日も曇天、まさに梅雨真っ盛り。今にも降りそうな感じ。
　刈取りは泉3を。



　伸びすぎて倒れかけてきたのでとりあえず刈ってみた。契約分よりは多かったので余りは市場行き。



　泉4はかなり水が引いた。通常の雨だと翌日まで残ることはないが今回はさすがに。

　出荷は午前中で終わったので午後からは金崎田の草取りを３人で。



　僕は薬散やら雑用。



　嫁が一人で苗床①の葉先刈りをする。コンテナ６杯ほどあった。当分定植はできないので早めに刈っておくことにした。



　苗床③④。ここは結構丈夫だ。だが草を取らねばならない。

　泉３のにらが思ったより出来が良くて出荷は楽になった。そしていよいよ金崎の刈り捨てを始めなければならない。毎年七月になるとこけて取引先に迷惑をかけているので今年こそはなんとかせねば。現段階ではこけそうな感じはない。どちらかというと金崎の刈り捨てを慎重にしないとモノがあふれて、出荷は多いは定植は急がねばとめちゃくちゃに忙しい７月になりそうな感じだ。頑張らねば。

大雨後

　今日も出荷は契約分のみ。刈りに行くとハウスの中まで冠水していた。まあある程度はと覚悟していたがこれほどとは。特に泉3がひどかった。



　通路は全部こんな感じ。



　一番手前の横サイドだけ動噴で排水してみた。２時間ほどまわしてみたら若干減ったが埒があかない。降り込んだ水というより下からしみ出てきた水だから簡単には引かない。



　泉４の１１時頃。低いところは冠水している。



　約５時間後。かなり減ったが畝立てしたところはなかなか引かない。



　ここは田んぼに水が入るとなかなか引かない所なので先に定植を済ませたのだ。

　2010　６月　　379ｍｍ
　
　2011　6/10　　34ｍｍ
　　　　6/11　113.5ｍｍ
　　　　6/12　186ｍｍ　　　　計333.5ｍｍ

　この三日間で昨年の６月中の降水量に匹敵するほど降った。冠水して当たり前だ。もっと降ったことも何回かあるのでまだましな方だ。たまたま田んぼの代かきが始まったのと重なったのでこうなってしまった。まあ徐々に引いてさえくれれば問題ない。そのための高畝栽培なのだ。



　金崎田の下の田んぼも本日が田植えだった。

　今日も妹が休んでいるので夕方嫁と市場ににらを届けて、帰りに買い物のはしごだった。電器屋、作業着屋、回転ずし、釣具屋、ディスカウントショップ、スーパーと回って帰ってきた。疲れた。足がだるい。仕事よりハードではないのか。

　天気も晴れるといいながら曇天だし、どうもこの先天候不順が続くようだ。たまった雑用をコツコツと仕上げていくことにしよう。コツコツとコツコツと。

100ｍｍ超

　今日は降った。昨日も楽々100mm超だったが、今日はもっと降った。ほとんど冠水してしまったので残念ながら定植は当分お預けだ。
　今日も契約のみの出荷。甥っ子が熱発してるので妹は昼までだった。パートさんも田植えで一人休んでいたが15時前には終了した。九州なので毎年降る時は驚くほど降るのだが最近は100mm超はなかったのでちょっと心配になってしまった。

　にらは日照不足で伸びが悪い。まあ毎年だが今年はまだ寒冷紗をかけていないのでいつもよりは伸びはよい。晴れると葉がまっすぐに立ってくるが、曇ると開いてくる。それを見てるとああ光が欲しいのだなとわかるのだ。太陽に対してより光をたくさん浴びようとするためだ。まさに植物は太陽の産物ということが実感できる時期でもある。

　とりあえず空梅雨ではないようなので一安心だ。施設園芸は基本的に水源を確保しているので水に困ることはそうそうないけど、水稲と露地野菜はそうはいかない。でも雨が多くてもやはり生育には支障が出るので何でも平年通りというのが望ましい。

　よく農業は気候に左右されるからということを言われるが、これは農業に限らず何の業種でも共通のことだ。例えばここ二週間程は土日に雨が降るのだが、このまま梅雨明けまでこれが続くと小売業とレジャー産業は大打撃となる。やっぱ雨天時は購買意欲が起きません。飲食業でもそれは変わらないのでほとんどの産業が土日に雨天というだけで打撃を受けます。
　農業はコスト上の問題から自然環境を利用して植物を栽培しているだけのことなので天候に左右されるのは当たり前です。とりたてて言うことでもない。むしろ昔に比べれば天気予報の精度が良くなっているので楽になったのではとも思える。なにしろ台風だって５日先予報というものまであるのだから。

　土日が天気悪いというだけで餌屋さんの嘆きは大変なものです。内情が若干わかってるだけに見ていてつらいものがあります。特に生餌はね、もう大変です。だからなんとか土日は晴れてもらいたい。にらだって晴れなきゃ夏のスタミナ野菜の売り文句が使えません。スイカも売れないし、アイスもビールも遠出しないからガソリンも。

　今から楽しみにしているのは夏の節電対策に平日を休みにしようというパターンだ。平日に趣味をなさるとどのような感想を持たれるのかぜひ聞いてみたいもんです。平日に釣りに行くといいですよ。空いていて。人が少ないというだけで癒しになります。ああ本当の趣味だなあって。でも僕の行く所は釣りする人が減ってしまっていつもがらがら。だけど釣れるんだよね、そこそこは。もうどうせ雨ばっかりだから久しぶりに平日に行ってみようかな、出漁許可が出ればだけど。

梅雨入り

　今日は出荷無し。朝からゆっくりといきたかったが7時頃にハウスや水路の見回りへ。やはりかなり冠水している。昨晩よりかなり降った。久しぶりの本降りだ。当分、畝立と定植はできない。明日以降の仕事は苗の管理や草刈りや草取りになる。金崎田の刈り捨ても始めなければいけない。



　昨夜、ポイント諫早店でニクワックスというレインウェア用の洗剤と撥水剤を買ってきた。ごろごろしてても仕方ないのでカッパの上着を２着とパンツを１着、処理してみた。
　嫁に洗濯機の使い方を聞いて、今回はたらいがなかったので洗濯機でやった。効果のほどはこうご期待。
　ポイントは定価売りだったので３０００円ほどかかった。もし効果があるなら今度はお買い得ボトルをネットで買うことにしよう。

　昨夜は大村に嫁と出かけた。ドンキーでハンバーグだ。今は400ｇがないのでつまらない。あれがお気に入りだったのに残念だ。久しぶりに大村に来たが新しい店がちょこちょこと出来ている。大村は釣り具屋がないのであまり行かなくなった。ユーチューブがあるので中古ＣＤ探しも行かなくなったし、生活雑貨は町内にホームセンターが２軒もあるのでそれで事足りる。魚釣りに行くのが唯一の遠出になってしまっている。

　学生の頃はこの梅雨の時期になると、夜にウナギ釣りに毎日行っていた。近くの小さな川に海から昇ってくる奴を釣るのだ。橋の上から下に落としておくだけだから空き缶に糸を巻いて立てておいたり、1.8ｍ位の竿を２～３本並べて鈴をつけたりと自由度の高い釣りだったが、えさのでかいミミズを捕るのが大変だった。おかげで今でもでかいミミズを畑で見つけると嬉しくなる。
　ちょうど中間試験がある時期と重なるのでウナギを取るかテストを取るかと毎年悩んだものだった。でもどっちみち試験直前の勉強なんて付け焼刃だから意味無しということでウナギ優先だったなあ。海から昇ってくる奴はちょっと締まった体で緑がかった青いウナギだった。溜め池で釣ったやつは大きいのだけどぶよぶよした感じだったので上りウナギに固執して通ったなあ。

　大体試験期間中なので一緒に行くやつもいないので一人でドキドキしながら竿先を見ていたものだ。あれから何と３０年！今でもそこで釣ってるやつはいるのだろうか。

　こうやって雨が降って川に濁りが入っているのを見ると、ああウナギがと思ってしまう。濁ると釣れるんだよね。まあ激濁りじゃいかんけど。笹濁りだとねえ。

　ここの近くの川でも釣れるんだけど、ここは何でも食ってくるからとにかく忙しい。オイカワに鮒に鯉にナマズにウナギと投げるそばからケミホタルは揺れっぱなしだ。鯉は６０ｃｍぐらいはあるからかかると取り込みが大変だしとにかくオイカワの餌取りは半端ない。ここは一発身エサで攻めるかなんて考えていたら行きたくなった。でもカッパがまだ乾いていないのでやめておこう。

　天然を食わせろとお上から言われていたんだった。ウナギ針を探しとこう。