またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

続けてます。何事も。

2010-04-02 08:00:30 | 
『今自分にできること。頑張ればできそうなこと。
    そういうことを積み重ねていかないと、
    遠くの大きな目標は近づいてこない』 
                  byイチロー
  


昨日は日本にはエイプリルフールが定着していないことを
実感いたしました。
まぁ、年に1回なのでね。そこは勘弁してください。

と、昨日から風が強いですね。
そこに雨も混じっていて、服が若干湿って出社しました。

たぶん、風の影響で電車が遅れると思い、いつもより30分早く家を出まして、
いつもなら月曜日に行う朝カフェを金曜の朝にしました。

会社からスグのドトールです。
ミラノサンドAセットです。
ほかのメニューはトマトが入っているので食べられましぇん。。。
店内はムシムシしていて、ホットコーヒーはバッドチョイスでした。
もうアイスコーシーの時期ですね。(コーシーって)


んでもって、最近読んでいる本は

樋口弘和さん著書の
まずは、「1社3年」働いてみなさい!
です。
どんな内容は↓をクリック!
http://www.subarusya-digital.jp/mobile/m9784883996957_1.html

なんで、読んでいるかって?
そんなツッコミは禁止ですよ!

自分の考えを確立させたいというか、
自分の道作りの一つの材料にさせたいというか、
まぁ、今言えることはそんくらいです。

4月になりまして、社会人4年目に突入です。
つまり満3年は同じ会社で働いたということです。
3年。3年。
さんねぇーんビィーぐみ~きんぱちせんせぇ~
すみません、特に意味はありません。


西国分寺駅近くで思わずパシャリ

桜もキレイに咲いておりますわ。
天気が良いときにまた撮ります☆


ちなみにあっしは「2年B組仙八先生」派です。
「宗さぁーん!」







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ひとりによる 一人のための 独りの時間 

2009-10-16 07:56:00 | 
「私が人生を知ったのは、人と接したからではなく、
 本と接したからである。」
            byアナトール・フランス(作家)



金曜日は本の日ということで、
今回あっしが紹介する本は

劇団ひとり著 「陰日向に咲く」です。

おいおい、いまさらかよというツッコミは置いておきまして、
何と言いますか、読んで絶対に後悔しない作品です。

読み終えると、何か暖かい気持ちになります。
ほろほろと感動できると変な表現ですが、ほんとにやさしい気持ちになれます。

芸人が書いたとかを抜きにして、一人の作家として読んでみてもいいかもしれません。

あっしはハードカバーは買わない主義なので、文庫本になった瞬間に買いました。
まぁ、「転々」と同じように映画版は観ていません。
やっぱ小説が映画化すると抵抗はありますね。
だって、アツアツのステーキを冷蔵庫で冷やされたくないんですもん。


電車通勤の読書の時間、満員電車だってあっしにとっては書斎と変わらないのさ★



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広げよ、翼

2009-09-18 07:57:31 | 
「日本は確かに過去の戦争でアジアの国々に迷惑もかけただろう。
 しかしながらいつまでもそのことだけにとらわれ、
 形式的に頭を下げ続けるだけの姿勢では何の関係の発展も望めない。」
               by石原慎太郎(東京都知事)




金曜日になると本の紹介をするというここ数週間。
今回は小説ではなく、マンガです。
マンガといっても、活字の量は小説並みです。
それは小林よしのり著の「天皇論」です。

世界唯一の天皇制度がある日本。
なぜその制度が保たれているのか?
天皇の存在とは何か?
君が代の歌詞の意味とは?
祭祀って何?
天皇って象徴でしょって言い切るのは簡単。
じゃ、その象徴って説明出来ますか?
たぶんそうだろうなってという曖昧で終わらせていた部分を
わかりやすく、明確に書かれているのがこの本です。

私は終戦日にこれを読みました。
読み終えた瞬間、胸が熱くなるといいますか、
心が締め付けられる、引き締まる思いになりました。
何となくがはっきりとした形になってきたことを確信しました。

すぐに人は右か左かと決めつけたがる。
いいじゃん、どっちだって!
どちらにも傾かずに真っ直ぐいたっていいじゃない。
まぁ、とりのあえず、この本を読んでください☆

東京散歩ガイドブック

2009-09-11 08:05:56 | 
「剣は折れた。だが私は折れた剣の端を握ってあくまで戦うつもりだ。」
             byシャルル・ド・ゴール(フランス初代大統領)



ネタがないわけではありませんが、二日連続の本のネタです。
今回紹介するのは
藤田宜永さんの「転々」という本です。

どんな内容かというと
http://www.shinchosha.co.jp/book/119718/
↑ここをクリックしてください。
まぁ、話は東京の吉祥寺から霞ヶ関まで旅をするという話です。
あっしがこれを読んだのは大学時代の頃で
東京には全然行っていなかったので、地名などが出てきても、
そんなところがあるのか程度でしたが、この前読み返してみたら、
実際に歩いたところばかりで、歩いている光景がありありと
想像出来ました。
読んでいると、その舞台に行ってみたいという気持ちが強くなりますよ。

今の季節は散歩するのは気持ちいいです。
本を片手に東京散歩なんていかがでしょうか♪

ちなみに映画版の「転々」は見ていません。
小説のキャラクターは自分の中で想像するものなので
小説を映画化されるのはあっしは抵抗があります。
でも、見てみたいので、どなたかDVDを持っている方が
いっらしゃいましたら貸してください!

週末は転々としようかな。

どれどれ
天気予報は雨…
NO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

読んでから感想を言うのが筋ってもんで

2009-09-10 07:53:53 | 
「君、時というものは
 それぞれの人間によって
 それぞれの速さで走るものなのだよ」 byウィリアム・シェークスピア




本を読む… というよりか、言葉を読むというのは好きなあっしです。
街の色が緑から変わり始めると、テレビでは挙って「○○の秋」と言い始める。
あっしはまぁ、年がら年中本を読んでいるので、そんなんどうでもええわって
思うのですが、今日はあっしが好きな作家を紹介したいと思います。

あっしの本棚のスペースを埋めている文字は「辻仁成」という文字だ。

読んだキッカケは覚えていないが、文庫本になった作品は9割方読んでいる。

作風は恋愛ものや音楽系がありますが、たーだ、ほとんどオチがなんじゃそりゃ!
で終わってしまうのが多い。
謎で盛り上げて盛り上げて↑↑ 期待はずれのラストページ。。。

しかし、あっしはそのことを楽しんでいます。
どうせ、こんな終わり方だろうなと思いながら読んでいるときに
やってくる奇跡のどんでん返しがたまにあるからだ。
長編になればなるほど、オチのハラハラ感がたまらなく
「なんだよ、このオチ」って言うのもそれまた一興です。

「アンチノイズ」と「グラスウールの城」は音楽好きにはもってこいの作品です。
そのほか、初めての推理小説「オキーフの恋人 オズワルドの追憶」は久し振りにやられたぁ~って作品です。こんなんズルイっすよという展開です。

辻仁成の作品が読みたい方は貸し出します♪

電車に揺られながら、本を読む、寝るなんてもったいない
つか、この話自身のオチもイマイチだ。

耳と目を閉じ口をつぐんだ人間

2009-08-07 07:58:31 | 
「良いことも良くないこともあった。
 でもどんなことだって、すべては未来への糧になるんだと俺は思っています。」
                   中田英寿(サッカー選手)




本は一度読んだらそれっきりですが、読み返したくなる本であげるとしたら
J・Dサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」だ。



純粋無垢な少年が大人の魑魅魍魎なる世界に対して、
自分がどう向き合っていくか、否定しながらもやがて自分もそこに染まっていく。
世の中への不満や間違いを見つけたとき、
見ず聞かず不平も言わずただ暮らすのか、或いはそれを自分から正そうとするか。

この本を読むと何かがへばりついたような錯覚に陥る。
「インチキ」
主人公が発するこの言葉の感覚はもう自分にはないかもしれません。


「僕が何になりたいか言ってやろうかな?
 なんでも好きなものになれる権利を神様の野郎がくれたとしてだよ」

実写不可能の作品

2009-07-21 09:01:48 | 
読み終えた瞬間、嗚咽混じりのため息が出た。
そして、心底「やられた」という気持ちになった。

その作品とは道尾秀介の「向日葵の咲かない夏」だ。


概要はあまり話したくありませんが、主人公が小学4年生という設定が
何とも妙で、あの年齢であういう考えがあるかもしれないし、ちょっと大人びているだろって思うかもしれないし、否定も肯定も出来ない感じが何とも言えません。

新宿勤務になり、本と読む時間が増えまして、新しい作家を開拓中です。
何かお薦めの作家、作品がございましたら、教えてください♪

痛快無比

2008-04-11 08:27:24 | 
 はい、今日頑張れば、明日は休みです。
 というわけで、あっしは月・金に朝7時から三鷹のカフェで本を読むという
 習慣があります。
 最近、読んでいる本は大沢在昌の「アルバイト探偵」シリーズです。
 一般的には推理小説なのですが、内容はとにかくおもしろい。
 私立探偵をしている親父を持つ男子高校生がいろんな事件に巻き込まれて、
 問題を解決するのですが、この非現実的な設定と高校生ならではの感性、
 豪快さは読み終えたときに何とも言えぬ、爽快感を与えてくれます。
 読めば読むほど、深くはまり、あと1冊で全シリーズ読み終えます。
 もし、何か読む本に迷っていた方は是非!読んでみてください。

最近、ドトールのミラノCセットをそればかり食べています。

スノビズムといこうぜ

2008-01-29 22:49:19 | 
 あっしは本を読むのが大好きだ。
 電車の中や週二回の朝カフェには本は欠かせない。
 んでもって、最近は自己啓発系で刺激を受けていますが、小説で刺激を受けたこともたくさんある。
 ちょっとネタがないので、今回はあっしの人生を360°変えた小説を紹介したいと思います。
 画像とかないけど、それは勘弁ねってことで、「好きな小説は何ですか?」と聞かれたら、こう答えるでしょう
 島田清次郎作の「地上」ですと。
 内容もさることながら、著者の生き方が高校生のあっしに衝撃を与えました。
 その「地上」の一節を書きます。
 
「ああ、自分には万人の悲しい涙にぬれた顔を新しい歓喜をもって輝かすことは出来ないのだろうか。自分の生はそれのみのための生涯であり、自分の使命はそれよりほかはない!ああ、この大いなる願いが、自分の一命を必要とするならば、自分は死ぬべき時に死にもしよう!」
 
 そして、海外の作者ではジョン・アーヴィングの「タイタンの妖女」ってのがかなりいいのですが、何と言ってもあっしのブログのサブタイトルの由来になっているJ.Dサリンジャーの「フラニーとゾーイ」でしょう。
 サリンジャーの「ライ麦畑で捕まえて」も最高傑作ですが、この「フラニーとゾーイ」は多感な時期に多感に感じられた作品です。またこんなクソッタレな大人になったからこそ、感じられることもある作品です。
 誰もが一度はこのフラニーになった時があると思う。
 「自分以外の人間は物事を深く考えていないんじゃないだろうか。
   悩みを持とうとせずに生きているんじゃないんだろうか。」
 誰があの頃、考え方が違っているって気づかせてくれるだろうか。
 
 そして「フラニーとゾーイ」の中であの言葉が生まれるんですね。

 『どこか…』
 
 あ~それはここで書くのではなく、是非読んでください。読み終わった後に、あっしのブログを見てくれたら、「なるほどね」って思います。

 まだまだ書き足りないのですが、今日はここまで!




 360°ってことは変わってない?1周ぐるっと廻ったという意味です。

妄想銀行

2007-09-24 22:15:19 | 
 あっしの小説の原点は星新一のショート・ショートでございやす。
短編の中に喜怒哀楽が混在し、少しシュールで思わずゾッとするような話やユーモア溢れる作風で、その先のことや行間を考えさせる作品が多い。人間が一瞬一瞬考えては消える妄想に似た思いを忘れずにメモにしたため、言葉に置き換えて発表している。そんな作品に思えてくる。
 その中でも「妄想銀行」に収録されている「鍵」は傑作と言えるだろう。内容は何も生きがいを感じないまま生きてきた男がある晩、不思議な鍵を拾うところから、話が始まる。展開されるドラマはいつもの星新一と少しかけ離れていて、しかし期待を裏切らないラストが待っている。

 この話を読み終えたときに、まるで自己啓発の本を読んでいた気持ちになったのを覚えている。中学時代かそこらで、多感な時期に頭の中で色んなものが巡った記憶がこの表紙を見るたびに思い出してしまいます。