電力発電

花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。

色彩と音

2006年02月22日 22時48分05秒 | 音楽関係
楽器スランプ続行中。
気分転換と衣装の仕事も兼ねて、読書とかしてみた。
先日衝動買いした『色の秘密』野村順一/著。
今回の公演では色が結構キーポイントになるから、
勉強勉強♪

散々そのテの本は読んできたつもりだったけど、
ちょっと新しい発見があったり。

音って感覚のものだから、人によって感じ方も様々なハズ。

でもその中でも最大公約数があるらしい。

音の刺激によって色覚が反応する人を「色聴所有者」って言うらしい。
そういう人達にドレミの音階を色で表現させると、

ド(C)=赤
レ♭(D♭)=紫色
レ(D)=スミレ色
ミ♭(E♭)=淡い青
ミ(E)=黄金色
ファ(F)=ピンク
ファ#(F#)=青緑色
ソ♭(G♭)=濃い青緑色
ソ(G)=明るい青
ラ(A)=冷たい黄色
シ♭(B♭)=橙色
シ(B)=鮮明な銅色

らしい。
音楽をやった事がある人なら、上の表に違和感があるはず。
ファ#とソ♭は同じ音なのに、音の名前によっても受ける印象は変わるらしい。
高音は明るい色調、低音は暗い色調になるそうだ。
フォルティッシモならその色は接近して強烈で重くなり、
ピアニッシモなら色はかすんで、灰色がかって遠退くそうだ。

因みに色聴所有者にド(赤)とファ#(青緑色)を一緒に聴かせると、灰色に聞こえるらしい。
混色の法則と同じ。

そして、ドミソの和音は三原色の赤、黄色、青になっている。

面白い。

この評価を基準にして、楽譜を塗り分けたら、そこにはどんな絵があるんだろう?

気分転換のつもりが、やっぱり音楽の話しになっちゃった☆
まぁ、それもアリかな。