山城国と近江国の国境にある関所・逢坂の関
東海道・東山道・北陸道の3つの主要道路が集中する交通の要衝でした。
これやこの 行くも帰るも分かれつつ
知るも知らぬも逢坂の関 蝉丸
夜をこめて 鳥のそら音ははかるとも
よに逢坂の関はゆるさじや 清少納言
歌人にも詠まれた逢坂の関は646年に関所が置かれ、
伊勢詣で、石山詣でに多くの人が通った関所でした。
現在、滋賀県大津市の国道1号線沿いに「関址」の碑があります。
道が掘り下げられた事などから、関のあった場所は現在では定かでないそうです。
一度、通ってみて
京都府・滋賀県 逢坂