酷道308号-暗峠

2013-06-10 20:17:25 | とある風景

奈良市の三条大路二丁目の交差点を起点(始まり)とし、

大阪市中央区の新橋を終点とするのが国道308号線。


有名な酷道(こくどう)です。

酷道は俗語ですが、字のごとく「酷い道」。


ここは今まで大阪側から奈良側に数回抜けたことがあります。

ホントにすごい道!

ということで、今回は奈良側から大阪側に初めて抜けてみましたので、

ご案内します。

 

(写真が薄暗いものは車内から撮影してます。)

 

奈良側の生駒市、小瀬町交差点から入ります。

すでに狭く、大阪方面の一方通行区間があります。

 

 

途中、車のすれ違いが出来ない箇所数か所。

二車線になったかと思えば、また狭い道を繰り返し、峠に近づいていきます。

途中、中学生と思われる自転車組に出会いましたが、

もちろん、顔を真っ赤にして、押して登ってました。

(この日は天気は曇りでしたが、気温30℃の真夏日)

 

このトンネルをくぐると、暗峠です。

(ちなみにガードレールの見えるとこは、信貴生駒スカイライン(有料))

 

暗峠・・・くらがり峠は、馬の鞍がひっくり返るくらい険しいからとか、

樹木が生い茂って、昼間でも暗いからとか、

いろいろ言われています。

1694年には松尾芭蕉もここを通って、大阪に向かったとか。


トンネルを抜けると、石畳に変ります。

ここが暗峠。標高は455m。

ここから下りにかわります。

 

もちろん、歩行者がいたら通れません。

 

大型車・・・・もちろんムリです。

 

峠を下ると、少し広い道に出ます。

国道は右側。ここから出てきました。

 

そしてこっちが国道。

 

最急勾配37%!

もう、笑いしか出てこないくらいすごい!

こんなとこで、坂道発進したくないよな・・・・。


お願い!対向車来ないで!と言いたくなる。

 

本当に国道か?と疑いたくなるけど、本当です。

 

大阪市内が見えてきた!

けど時同じく、タイヤから変なにおいがしてきた!

 

写真で見たら、そんなに見えないけど、下って来た道。

半端ない勾配です。

 

もう少し下ると、下り一方通行で、麓に到着です。

 

大阪側の勾配はすばらしいものがあります。

こちらからのぼると、エンジンがずーっと唸ってる。

奈良側から登ると、峠を越えてからの勾配でタイヤから、何か臭う。

 

ここはハイキングコースでも有名です。

今度は歩きで・・・・・か?

 

 



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