奈良市の三条大路二丁目の交差点を起点(始まり)とし、
大阪市中央区の新橋を終点とするのが国道308号線。
有名な酷道(こくどう)です。
酷道は俗語ですが、字のごとく「酷い道」。
ここは今まで大阪側から奈良側に数回抜けたことがあります。
ホントにすごい道!
ということで、今回は奈良側から大阪側に初めて抜けてみましたので、
ご案内します。
(写真が薄暗いものは車内から撮影してます。)
奈良側の生駒市、小瀬町交差点から入ります。
すでに狭く、大阪方面の一方通行区間があります。
途中、車のすれ違いが出来ない箇所数か所。
二車線になったかと思えば、また狭い道を繰り返し、峠に近づいていきます。
途中、中学生と思われる自転車組に出会いましたが、
もちろん、顔を真っ赤にして、押して登ってました。
(この日は天気は曇りでしたが、気温30℃の真夏日)
このトンネルをくぐると、暗峠です。
(ちなみにガードレールの見えるとこは、信貴生駒スカイライン(有料))
暗峠・・・くらがり峠は、馬の鞍がひっくり返るくらい険しいからとか、
樹木が生い茂って、昼間でも暗いからとか、
いろいろ言われています。
1694年には松尾芭蕉もここを通って、大阪に向かったとか。
トンネルを抜けると、石畳に変ります。
ここが暗峠。標高は455m。
ここから下りにかわります。
もちろん、歩行者がいたら通れません。
大型車・・・・もちろんムリです。
峠を下ると、少し広い道に出ます。
国道は右側。ここから出てきました。
そしてこっちが国道。
最急勾配37%!
もう、笑いしか出てこないくらいすごい!
こんなとこで、坂道発進したくないよな・・・・。
お願い!対向車来ないで!と言いたくなる。
本当に国道か?と疑いたくなるけど、本当です。
大阪市内が見えてきた!
けど時同じく、タイヤから変なにおいがしてきた!
写真で見たら、そんなに見えないけど、下って来た道。
半端ない勾配です。
もう少し下ると、下り一方通行で、麓に到着です。
大阪側の勾配はすばらしいものがあります。
こちらからのぼると、エンジンがずーっと唸ってる。
奈良側から登ると、峠を越えてからの勾配でタイヤから、何か臭う。
ここはハイキングコースでも有名です。
今度は歩きで・・・・・か?