三種の神器

2013-02-07 12:16:40 | 歴史に関する雑学

三種の神器という言葉は、歴史に興味のない方でも聞いたことがあると思います。

天孫降臨の際、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が天照大神から授けられたもので、

これらを引き継ぐことが、正当なる天皇であるとされ、皇位と共に継承しています。



1つ目 八咫鏡(やたのかがみ)

天照大神が天の岩戸に立てこもったときに使用した鏡。

(岩戸を少し開けた時に姿を映し、興味を持たせ、岩戸から引きずりだした)

崇神天皇の時代、大和国笠縫邑で豊鍬入姫命が祀ることになり、

形代が作られました。

豊鍬入姫命から倭姫命に引き継がれ、今でも伊勢神宮の内宮で祀られています。

これは外宮ですが・・・


形代は度重なる内裏の火災で灰になったらしく、灰のままの状態で安置。

壇ノ浦で引き上げられたものが、

現在も皇居・賢所で安置されている。

(灰のまま?作り直した?ポリポリ(。;´Å`)9ウーン…)

 

咫は古代の単位で、八咫は約45cmくらい。

直径45cmくらいの丸鏡かも。

石でできてるのか、金か、鉄か、全く情報がない。



2つ目 八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

これも天の岩戸で、鏡と一緒に榊の木にかけられていた物。

実物が皇居・剣璽の間に安置されています。


瓊は赤い玉という意味、つまりメノウの勾玉かもしれません。

昭和天皇の大喪の礼で勾玉の箱を持った人は、

子供の頭くらいの重さといったらしい。

エッ∑( ̄□ ̄ )デカッ!

 

 

3つ目 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)

草薙剣ともいいます。

須佐之男命が八俣大蛇を切った際、出てきたという剣。

八咫鏡と共に豊鍬入姫命が祀ることになり、

形代が作られました。

その後、倭姫命の元に訪れた日本武尊が譲り受けますが、

剣を置いたまま出かけたため、病気になり亡くなります。

日本武尊の妻・美夜受比売(みやずひめ)によって、熱田神宮に祀られました。

現在もご神体として安置されています。

 

形代は安徳天皇と共に壇ノ浦の沈んでしまい、

(鏡と勾玉は引き上げられた)

伊勢神宮の神庫から新たな形代が選ばれ、

皇居・剣璽の間に安置されています。



 

実物、すごく見てみたい!

けど・・・神宮の方か、天皇でないと拝めないでしょうね・・・・。 

 



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