奈良・明日香村には、石造物が到るトコにあります。
これらもその一つ。
高台にあるのが<鬼の俎>
その下に<鬼の雪隠>
伝説ではこの辺りは「霧ヶ峰」と呼ばれる霧の発生地帯でした。
立ち込めた霧の中で道行く旅人を惑わせ、鬼の俎で料理し、
鬼の雪隠で用を足したといいます。
が、が、が、・・・
結論からいくと、もともとは横口式石槨です。
ァ'`,、'`,、'`,、'`,、(*^∀^*)ゞ'`,、'`,、'`,、'`,、
鬼の俎は石室の底部分。
鬼の雪隠は蓋部分。
盛り土がなくなってしまった古墳の成れの果ての姿です。
「誰が、何のために・・・」はわかりませんが、
蓋<雪隠>をテコではずし、下に転がり落としたのでしょう。
また底<俎>には穴だらけ。
高取城築城の際、石を割って使おうとしたらしい・・・。
そしてなぜか「宮内庁管理」の看板?
なぜ?
p[[何故??]]q゜Д゜●)
すぐ近くに欽明天皇陵があるので、
その倍塚(臣下や親族の墓)の可能性があるということなんでしょうね。
一度、行ってみて
奈良県 明日香村 鬼の俎・鬼の雪隠