2004年、世界遺産に登録された
紀伊山地の霊場と参詣道
和歌山県・奈良県・三重県にまたがる3つの霊場(吉野・大峰、熊野三山、高野山)と
参詣道(熊野参詣道、大峯奥駈道、高野山町石道)が登録対象です。
奈良県吉野郡にある大峯山寺(おおみねさんじ)
大峯山(標高1719m)の山頂近くにある修験道の寺院で、
役小角(えんのおづの)が開祖と言われています。
しかしこの寺院・・・・
平安時代から続く女人禁制の寺。
なので・・・行きたくてもいけません。
ゥェ───・゜・(⊃д`゜。)・゜・───ン!!
本来は吉野山にある金峯山寺と大峯山寺は1つの修験寺院でした。
吉野山にある金峯山寺本堂(蔵王堂)を「山下の蔵王堂」、
大峯山寺本堂は「山上の蔵王堂」と呼ばれています。
吉野から大峯、熊野へ続く参詣道が「大峯奥駈道」です。
上の写真と下の写真を見てもらえれば分かりやすいかも・・・
本宮から吉野に向かう順峯(じゅんぷ)、逆に吉野から本宮に向かう逆峯(ぎゃくふ)といい、
熊野本宮大社の第1番 本宮証誠殿から、
吉野の第75番 柳の宿までの修行場=靡を巡る参詣道です。
大和のアルプスともいわれる全長約100kmの大峯奥駈道。
さらに1600m以上の山々。
昔の人ってすごいよね。
一度、行ってみて、見てみて
奈良県 大峯奥駈道・大峯山寺