室の大墓-室宮山古墳-

2013-03-27 12:45:32 | 歴史あるトコ-奈良

古墳巡りをしていて、「おっ-----!」と歓声を上げることがよくあります。

ここもその一つ。

 

奈良県御所市の「日本武尊琴引原白鳥陵」を訪れたあと、左手に見えた小山。

この日は突然の大雨が降りだしたため、別の日に行ってみました。

 

 

史跡・室宮山古墳

全長238m、全国16位の大きさを持つ前方後円墳です。

築造は5世紀前半頃。

被葬者はこの地域の豪族・葛城氏の祖、葛城襲津彦(かつらぎのそつひこ)

その父で、あらゆる豪族の祖である武内 宿禰(たけうちのすくね)があげられています。

御所市の「室」にあるので「室の大きな墓」=「室の大墓」とも呼ばれています。

 

 

 

この日はいい天気。

wwwヾ(楽´∀`楽)ノwww♪

日なたの桜は咲き始めてました。

 

この小山が室宮山古墳 。

 

 

 

 

古墳への登り口に「八幡神社」があります。

この辺りは第6代孝安天皇の室秋津島宮(むろのあきづしまのみや)があったといわれています。

欠史7代の天皇で、実在性の乏しい天皇の一人ですが・・・・。

 

 


さて登り口を発見!


は、は、は・・・・・階段だよ・・・・・

ァハハハハ(´Д`o)・・・・・

お嬢(娘)に「登るのわかってるのに、なんで靴履き替えんの?」といわれ、

そうです・・・わかってたよ・・・・・(||´Д`)))

けど、まさかこんなに階段あるって思わんやん!

ぶ―(#`・3・´q(#`・3・´q)―!!

 

 

 後円部分に乗り込んだお嬢とチビ(次男)が・・・・

「なんかある!」

羨道か?石室か?

ドキドキp(*゜v゜`*)qワクワク 

地面に空いた穴!

石室や!!

ヽ(≧▽≦★)ノわーいヽ(≧▽≦)ノわーいヽ(☆≧▽≦)ノ 

 

 

 

 

中に降りてみると・・・・・

おぉぉぉぉぉぉぉ------っ!!

゜+。感:.゜(O*p´∀`q*)゜.:激。+゜ 

 

 

あったのは長持形石棺!!

中を覗くも、真っ暗で何もみえない。

(lll ̄□ ̄)ガーン!!



石棺の横には高さ150cmくらいの靭(ゆぎ)形埴輪が。

(靭=矢を入れて背負う道具)



 

なんだ、この石?

どうやら案内板をみると、北石室と南石室の2つあるようです。

こっち(北側)は盗掘されたんかな?

復元できんのやな・・・・。と思っていました。

 

あとで判明したこと・・・・

この北側、未発掘!!

ということは、この石の下に石棺がある!!

 ヮ━─━─━ヽ(●≧Д≦)ノヽ(≧Д≦●)ノ━─━─━ィ!!!!!

 

 

 

そしてずーっと、気になっていたことが。

背後の木に郵便受けがありました。

(●´・⊥・)何??


近づいてみると・・・・・

いいもん、発見!

さすが!!


ということで、懐中電灯を拝借して、

再び石棺を覗き込みましたが・・・・・

何もなかった。

【*´・ω・`】ショッボボボボーン・゜・

ポストの中には埼玉から来れてた方からお礼のメモがありました。

 

 

石棺がそのまま石室内に保存されている古墳は、よくあります。

しかしほとんどは石室の入り口に柵がされてます。

こんな形の古墳、初めて出会った!

来て良かった!!・:*:・感(*ノ∀`*)動・:*:・

 

 

 

一度、行ってみて

奈良県御所市 室宮山古墳

 


 



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