あやか と しょうま のパパのブログ

パパから彩加と匠真へのてがみです。いつかよんでもらえたら、たのしくおはなししよう!

第4章の17(信)

2015-11-28 15:51:24 | 老子
太上、下知有之。其次、親之譽之。其次、畏之。其次、侮之。
信不足焉。悠兮其貴言。功成事遂、百姓皆謂我自然。

以下 http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/index.html より引用

[書き下し文]
17.大上(たいじょう)は下(しも)之が有るを知るのみ。
   其の次は親しんで而うして(しこうして)之を誉む。
   其の次は之を畏る。其の次は之を侮る。
   信なること足らざれば、信ぜられざること有り。
   悠兮(ゆうけい)として其れ言を貴くすれば、
   功は成り事は遂げて、百姓皆我を自然なりと謂わん。

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(11/29追記)
以下は http://mage8.com/magetan/roushi02.htmlをベースにアレンジした。

最も理想的な君主とは、民衆はただその存在を知るだけで、
何をしているのか解らないくらいの存在だ。
次に良い君主は民衆に誉められる存在で、
その次は法と罰を厳しくして民衆から恐れらる様な君主で、
その次は民衆から愚か者と侮られる君主である。
君主が誠実さを欠いて民衆を信じなければ、民衆からの信頼を失うものだ。
理想的な君主は悠然として言葉少なに人民を励ますだけで、
人々は力を併せて事業を成功させることができる。
そうすれば、民衆は「我々の力はたいしたものだ」と満足し、
また、君主を煙たがらず尊重するものである。

日本の天皇陛下も一般人は何をしているか分からない。
しかし、主に宮中で祭事を行い国家安泰を願っている。
そして、表向きは外交や国民を励ます公務も行うことで知られている。

老子の言う理想の君主ではないだろうか?

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