あやか と しょうま のパパのブログ

パパから彩加と匠真へのてがみです。いつかよんでもらえたら、たのしくおはなししよう!

第4章の37(爲)

2015-12-18 20:46:41 | 老子
以下 http://mage8.com/magetan/roushi04.html より引用

原文
道常無爲、而無不爲。
侯王若能守之、萬物將自化。
化而欲作、吾將鎭之以無名之樸。
無名之樸、夫亦將無欲。
不欲以靜、天下將自定。

書き下し文
道は常に無為にして、而(しか)も為さざるは無し。
侯王(こうおう)若(も)し能(よ)くこれを守らば、
万物は将(まさ)に自ら化せんとす。
化して作(おこ)らんと欲すれば、
われ将にこれを鎮むるに無名の樸(ぼく)を以(も)ってせんとす。
無名の樸は、それまた将に無欲ならんとす。
欲あらずして以って静かなれば、天下将に自ら定まらんとす。

現代語訳
「道」は自分からとくに何かをする訳では無いが、
「道」によって成し遂げられない事は無い。
人の上に立つ君主がこの事を弁えていれば、
全てのものが自分から成長しようとするだろう。
成長する過程で自分だけ飛びぬけようとするものがあれば、
私は名も無い切り出したばかりの丸太の様な素朴さをもってその心を鎮めよう。
丸太の様な素朴な心であれば、無駄な欲望を持つ事も無い。
皆が無駄な欲望を捨て去り、心が静かであれば、世の中は自然と安定するだろう。

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(12/20追記)
我欲を求める者があらわれたら、純朴さで静める。
人生が思い通りにならず苦しいと感じた時、胸に手を当ててみよう!
純朴な心で真我と自我を見分けよう。
良心に従い努力したならば、自然とうまくゆくものだ。
流れに乗ることができる。無為にして為さざるは無し。

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