アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

つむぎの会でした。

2014年12月22日 | つむぎの会
昨日は石巻でつむぎの会でした。

今年はこれが最後

「年が明けると、あっと言う間に3月になるね」
と話して来ました。
あれからマル4年…

我が子にポツンと置いて行かれて
そのまま 立ち止まっている様な私達 母親
どんなに時間が経っても
周りの状況が変化しても
「立ってる場所」があの日から変わっていないなぁと思います。
家族のそれぞれの悲しみとも違って
お腹を痛めて産んだ母親の気持ちって違う。

フォーラムの感想も聞いたりして…
「みんなが誰かを訴えたい!
誰かのせいにしたいよね!
それで、我が子が帰って来るならね」
って話しでまとまりました。
訴訟を起こして
裁判に負けたら
結局 最後は
「仕方なかった」
で終わらせられると
悲しい気持ちが倍増してしまうよね。
って…

みんな…そう思ってるんですよ!

地震から津波が来るまでの
「30分」
その時の話しをみなさんから
いろいろ聞いた。
「家の中の物がめちゃくちゃに倒れて
ドアもあかなくて
家から抜け出すだけで大変だった」
道路もあちこち陥没して
普通には歩けなかった。
「それだけで30分は過ぎていったよね」
って話しを聞いた。
そんな事が…
今も信じられないけど
アユと凛に降りかかってきた。

「30分あったら
高台に逃げられたじゃないか
我が子の真実を知りたい」
そうやって訴訟を起こしている。
本当の真実なんて
誰もわかりっこない!
知ったとしても我が子 帰って来ませんよ!

30分
長い様で短い
「今」だからいろいろ言える。
「今」だから あーすれば…こーすれば…たら、れば…
好き勝手に言うけど
また 同じような状況になったら
教訓として活かされるんだろうか?
いつでも、生きた人達のヒロー的な話しで終わってしまうのではないだろうか?
そんな事を思いながら
今年のつむぎの会が終わりました。

「来年が来るのがイヤだね~
でも、また会いましょう!」
そんな挨拶でした。

帰りは
門脇町の
「祈りの森」
のライトアップを見て帰って来ました。


真っ暗であまりキレイに写せなかった
ゴメンなさい。

行き帰り それ程雪はなくスムーズだったのに
酒田に来たらコレですよ!

やだ!雪!
冬眠する!冬眠!

コメント
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