アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

2013年04月22日 | アユと凛のこと
桜の花が満開になってきました。

こんな桜にも罪はないけど
やっぱり自分の気持ちが華やかには追いつかないから
桜を見ると悲しくなってしまいます。

2年前
桜も見る事が出来なかった アユと凛
今年
母も見る事ができなかった。

お空の上にもこんな桜があったら
じじとババとアユと凛で楽しく
アユはちょっと文句いいながら
お花見を楽しんでいるかもしれない。



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ゆう君

2013年04月21日 | 家族の事
16日の夜にゆう君が跳んで帰って来てくれて
今日まで一緒にいました。

普段、忙しいらしく我が家では朝寝坊
中々おきませんでした。
「寝に来たようですみません」なんて言ってたけど
「いてくれるだけで十分」
「跳んで来てくれただけで十分」


今日はみんなでお昼ご飯を食べに行って
アユの従姉妹を空港まで見送って
ゆう君ともサヨナラしました。

また明日から寂しいな。

それにしても
アユは本当にいい人と結婚したなぁと思います。

また連休で帰って来るから
アユと凛のお位牌はそのまま実家に里帰りです。
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私の思い

2013年04月20日 | 家族の事
今日、葬儀が終わりました。

火葬場でお骨拾いながら
アユの時の事を思い出して悲しくなりました。
母の死だから
母の事だけ考えてあげなきゃいけないのかもしれないけど
あんな事がなくてアユと凛が元気でいてくれてたら
私も純粋に母の事だけを考えて
純粋に悲しいかったかもしれないけど
「人の死」を比べる事が出来ないと思うけど
順番って思う自分がいて
幸せな最期で幸せな葬儀だから
それ以上望む事はないだろうと思う自分がいます。

姉がいて私がいて
姉は純粋に母の死が悲しくて私はそうじゃない。
悲しくないか?と言ったらそれでもない。悲しい
でも母の死以上にアユと凛の事が辛悲しいから母の死がそこまでの思いに達しない。
達する事がない。

母はそんな私の気持ちはちゃんとわかってくれて
私以上にアユと凛の事を悲しんでくれて
わかってくれたと思います。
だって初孫のアユと初ひ孫の凛だもの。
だから私はそんな思いでいいのかな と思います。


姉と住んでたけど
母の本当の家は私達が今住んでるこの家だから
母はここに帰って来ました。

今日も私は母と一緒に寝ようと思います。

ババ アユと凛よろしくね
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お通夜の夜

2013年04月19日 | 家族の事
今日はお通夜でした。
母は納棺師の方から綺麗にしてもらって
本当に嬉しそうでした。
眠った顔も笑い顏にみえたのは気のせいでしょうか
納棺師ってすごいですね。
映画「おくりびと」で指導してくれた
会社の人が担当してくれました。
映画みてるような感じでしたよ。
アユもせめて
あんな風に綺麗にしてあげたかったな。


お通夜、葬儀にはアユと凛ももちろん参加しています。


家族の大事な事にはいつも一緒だからね

お花の名前もアユと凛の名前を入れてくれました。


母を思いながらアユと凛を思います。

アユと凛帰って来ないかな。
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母の死

2013年04月19日 | 家族の事
4月16日 母が亡くなりました。

83歳
80を過ぎれば「大往生」と言われましたが
勝手だけれど
自分の親にはその言葉は当てはまりません。
やっぱりもっと生きててほしかった。

苦労続きの人生で辛い事ばかりが多い人生で
病気もたくさん患ったけど
父が亡くなった後の数年は
穏やかに幸せに過ごしてくれたと思います。


動かない母の顔はとても穏やかで
今までで一番綺麗に見えました。

最期は姉家族と私達家族に見守られ
孫達に撫でられさすられ旅立ちました。




母が亡くなって悲しい
私には
「アユと凛がいない悲しみ」以上の悲しみはありません。
でも母への悲しみはアユと凛の悲しみにつながっている事
母がいて私がいてアユと凛がいる
だからやっぱり
悲しい




泣き虫の私は
いつも母の服のすそを泣きながら引っ張って
足元にまとわりついて
そこが私の安心の場所でした。

「お母ちゃんが私のお母さんで
私は幸せだったよ。

ありがとう お母ちゃん

またね」


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