アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

私が二人

2014年12月03日 | 日記
何だか今夜は泣けてくる日だと思っていたら
たわいもないメールで
散々笑わせてもらって
一日が終わりそうです。
メールくれた方 ありがとうございます!

悲しい気分には変わりないのですが
それでも
どうでもいい事で笑えたりもする。

涙流しながら
メール見て笑ってたり…出来る。
私の中に二人 人がいるみたいですよ。

どうもダメだな12月

アユと凛と「さよなら」した12月

明日はまた普通に働けるけど
気持ちは疲れる。
年末ヤダ!来年もヤダ!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立ち話

2014年12月03日 | 日記
久しぶりの知り合いに会って立ち話
その人は癌になってしばらく入退院を繰り返していました。

すっかりハツラツとしたいい笑顔で
話し掛けてくれました。

「ところで子供達は大きくなった?」って話しから
またまたアユ話し

「そんな事が~~~⁈
そんな事があったら自分だったら気が狂うなぁ」
「一緒に死んでしまうかも」って…

まぁいつもの事ですが…
やっぱりスルーできなくて
「気が狂ってない私は心ない人みたいじゃないですか?
そんな事があっても、人は生きるんだよ!」
「普通っぽく暮らしてるって感覚が
ある意味狂ってるのかもしれないね」
って感じにまとめました。

そんな事があっても人は生きる
でも
気は…変かも
その人の癌の闘病の話しを聞いても
何とも感じない
感激も感動もない。
喜怒哀楽の感覚が変な感じです。

美味しい物を食べても味しない感じ
ずーっとそんな感じ です。


悲しい
そんな話しをした後
やっぱり悲しくて泣けてきました。
アユと凛を
そんな風にしか話せなくなったのが
すごく悲しい




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アユのもの

2014年12月02日 | 思う事
私が普段過ごしている部屋は
我が家では
「アユの部屋」と言われていて
アユが凛を産む時
生まれた後も過ごした
アユが帰って来ると過ごしてた部屋です。
そこにある荷物は
ほとんど全部アユと凛のもの

女川の社宅アパートは鉄筋作りで
周りの家や建物は全部流されたのに
アパートは流されずドッシリ立っていました。

遠目で見ると
アパートだけ被害なさそうに見えたのに
近くに来ると
窓はめちゃくちゃ 中はドロドロでした。
浸水は
四階のアパートの屋上までだから
すっぽり水の中に入り
ぐるぐる回された感じとでも言いましょうか…

お陰様で…と言うのもへんですが
アパートの中にあったものは
多分 大体無事だったんですね。

だから
一つ一つゴミ袋に詰めて
服や衣類は絞りながら袋に詰めて
持ち帰って来ました。

その服や衣類のほとんどが
3年8ヶ月 そのまま置かれています。

そしてアユのピアスやら化粧品やらも
そのまま

あの日使ったのだろうそのままで取ってあります。


コンパクトの鏡の部分には
海水が入り込んだらしく
錆び付いてきています。

海水だったから
どこまで取っておけるのかわからないけど
取っておいてどうするのかもわからないけど
捨てられない。

捨てられないものが沢山
まだどうするのかも
決められない。

そのままでしまってしまいました。
時々 思い出しては出して見ると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開設1000日

2014年12月02日 | 日記
ブログ開設から
今日で1000日を迎えました。
毎回 読んでくださっている方

ありがとうございます!

ネガティブブログと言われようが
暗いと言われようが
これからも
アユと凛を思う事を綴り続けて行きたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

師走

2014年12月01日 | 思う事
今日から12月
師走ですね。

3年前の今頃
自分がどうしようもなくて
ボロボロで誰もどうする事もできなくて
つむぎの会の田中さんに電話をした。

田中さんは黙って私の話しを聞いてくれて
直ぐに手紙もくれた。
その手紙を見て田中さんに会いたくて
石巻に向かいました。

始めての場所で
始めて会う人達と
涙を流しながら話しをした。
どうしてこんな事になったのか
頭の中で整理もできずに
ただ泣いて何処かにすがってどうにかしてもらいたかった。

誰にもどうにも出来ないのにね。

あの時は石巻のお寺に来れば
どうにかしてくれるんじゃないかと思った。

悲しくて悲しくて
このまま自分も死ねばいいと思ってた。
そのまま 泣きながら アユと凛の所に行きたかった。




そう思ってた あの日から
三年

また12月になりました。
やっぱり今も悲しいままです。

あの時
急にいなくなった アユと凛

行方不明のままの凛
アユも見つかって火葬したけど
最後の姿は見ていないから
凛と同じ

師走になって
世間が慌ただしくなると
そんなサイクルについて行けなくて
悲しさが増して行ってしまう。
そして
三月へのカウントダウンが始まってしまうんですよね。

12月になったら
気持ちが重いな いきなり
そんな感じの師走のスタートです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする